そりゃあ、ファッションは季節感が命ともいえますし、春は秋とともにシーズンの変わり目として気分を変えるタイミング。ファッション編集者ともあれば、先取りという意識もなく、自然とシフトしている模様。
とはいえ、寒いものは寒い!
体調管理も仕事のうちですから風邪を引くわけにもいかない。そんな中、本格的な春を前に、編集部スタッフがやっていることをチェックしてみました。
1. シーズンの気分を楽しむ服を1着投入する
例えば、本日の編集Uは黒いパンツに白ブラウスといった装いですが、ブラウスの袖がフレアになったものを着用。自分の定番にさりげなく春トレンドの袖コンブラウスを投入しています。また編集Mはアシンメトリーなリブニットを着ていて、すでに肩出ししています(寒いはずだが!!)。かくいう私は、まずピンクのスカートを購入。真冬中愛用していたコンバースとも相性抜群で、地味色トップスも新鮮に。会う人に「春らしいね~」と声をかけられるのも、なかなか気分がよいのです。私の場合には、ここで淡いピンクではなくド派手ピンクをしたので、より気分もヴィヴィッドに盛り上がります。
やってる感、変わった感があるほうが、この1点投入は効果があります。
2.タイツを脱いで素足になる準備を始める
特に冬の代名詞ともいえるタイツを脱ぐタイミングは、一般的な人々よりちょっと早め。
例年ですと素足にパンプスやとんがりフラットを履いて、「やっぱ寒かった~」とか言ってるわけですが、今年は違います。なぜなら、ソックスという強い味方があるんです!
スニーカーやひも靴にソックスというのは当たり前ですが、パンプスやフェミニンなフラット靴、さらにはサンダルにもソックスを合わせるのが大人気。ここ2,3年、徐々に増えてきたソックス族が、今年は主流に。足首を温めるだけで、ぐっと寒さは軽減されますから、このトレンドは本当にありがたい!
私もさっそく何本かのソックスを購入しました!
右のちょっとシックな黒ベースのリブソックスにもラメが入っているのですが、ささやかすぎて、光に反射すると、ホコリに見える気が(苦笑)。
思い切ってラメのギラギラ感を主張するほうが、おしゃれっぽくなれます。それに、履くと見た目ほど派手ではないんですよ。面積が小さいからそれほど目立たない。
そして、黒×シルバーラメなので遠目にはグレイッシュに見えて、グレータイツ感覚ではけば失敗ありません。タイツを脱いでからの移行期間には重宝します。
ちなみに、このラメソックスをネイビーのスエードパンプスや、赤いアンクルストラップサンダルと合わせるのが、最近のお気に入りです。
そして、先日2本、さらに買いました。
これを買おうと決めたのは、バイラ5月号でご一緒したスタイリストの奥野さんがスタイリングに愛用されていたから。『ジミーチュウのパンプス』特集の中で、イエローソックスをネイビーパンプスに合わせていましたが、これを見て、自分のネイビーパンプスに合わせたくなったんです。(誌面のスタイリングがすごく素敵なので、ぜひ見てくださいね) もう1本のネイビーは、逆に明るい色のパンプスを履くときに合わせる予定。足首がキュッと引き締まって見えそうなのがポイント。
3.紫外線対策を始める。
同じ紫外線ケアならば、洒落たサングラスで。
というわけで、どんなサングラスをかけようか、それぞれが趣向をこらします。
いつも同じタイプをかける人もいるし、シーズンごとに変える人もいます。私はどちらかというと後者で、何本か持っているサングラスをその年の気分で使いまわしているのですが、つい最近、珍しく新しく購入しました!
それが、こちら。CELINEのもので、最近のお気に入りです。
いかがでしたか?
1点投入、ソックス、サングラス。
どこか1つ取り入れるだけでも、春気分にシフトできるから、オススメです。(副編ナカディ)