【① 手の大きさや指の関節を見る】
まず最初に手を観察。指の関節や肉づき、サイズを実際に触って確かめます。沖島は「関節が目立ち、肉づきもしっかり」タイプ。
【② 鎖骨〜首〜肩甲骨のラインを観察】
次に、鎖骨や肩甲骨の出かたや、デコルテ〜肩まわりの肉づきを確認。ここでも沖島「骨がしっかり出ていて、大きいですね」と診断されます。
【③ 腰骨も確認!】
次は下半身をチェック。腰骨がバーンと出っ張っている=腰ハリタイプな沖島「スキニーデニムとか履くと痛くなりませんか?」とズバリお悩みを指摘されてドキッ。そう、ボトムはウエストではなく、腰まわりに合うかどうかでいつも選んでいるんです(ウエストに合うかは二の次)。
【④ 腕の内側を見て本来の肌色チェック】
というわけで、骨格しっかり沖島は典型的な「ナチュラル」タイプと診断。最後にパーソナルカラーを見ます。黄色み、ピンクみ、青みが多いそうですが、中央の沖島は黄色みさんでした。下は先生(ピンクみ)、上はユニクロプレスの赤松さん(青み)。人によってぜんぜん違う!
【⑤ 似合う素材と色のシャツをピックアップ!】
約1分ほどで「骨格=ナチュラル、肌色=イエロー」と診断された沖島、ざっくりナチュラル素材のリネンで、オータム(秋)カラーのマスタードイエローが似合うとのこと。ではさっそく試着してみます!
【⑥ 実際に着てみた!】
「袖をまくったり、襟元のボタンを開けたり、裾を出したりして、なるべく着くずすと素敵ですよ♡」といわれ、調子にのる沖島(笑)。ボトムは今回チノパンを選びましたが、シャツがラフなので、裾揺れAラインスカートなどのフェミニンなアイテムをミックスしてバランスをとってもよいそう。
【補足:体がきれいに見える「着くずしかた」も知っておく】
ざっくりした着こなしが似合うナチュラルさんは、体が泳ぐようなちょっと大きめサイズを、肩のラインを落としてラフに羽織るととてもカッコよく見えるそうです。袖もまくって腕の筋を見せます。
【⑦ あんまり似合わないタイプの服も知っておく】
骨格がビシバシ目立つ沖島は、テロン&つるんとした落ち感のある素材のシャツはあまり似合わないそう。骨のカクカクした感じが、せっかくのとろみを邪魔しちゃうんですね。パステルカラーを選ぶときも「なるべく色みのはっきりしたものを」とアドバイスされ、納得。
【⑧ ユニクロには、全骨格に似合うシャツが揃ってます!】
左からストレートさん(シンプル&ベーシック)、ウェーブさん(ソフト&エレガント)、ナチュラルさん(ラフ&カジュアル)向けのスタイリングトルソー。うーん、こう並べると、いちばん右がやっぱり自分に似合っている気がする!
【⑨ ナチュラルさんに似合うシャツ、ほかにもチェック!】
天然素材やざっくりした質感をラフに着こなすのが似合うナチュラルさんには、やや大きめにゆったり作られたカジュアルタイプのリネンシャツがお似合い。色はアースカラーやネイビーなどのオータムカラーがよいそうです◎。
【⑩ トップスがラフなら、ボトムはちょっとだけフェミニンにしても◎】
上下ともにラフだと、ちょっとボーイッシュになりすぎてしまう可能性も。女らしさがほしいときは、ミモレ丈の裾揺れフレアスカートなどを合わせたミックスコーデが正解。
【骨格スタイルアドバイザー:キムラサオリさん】
ジャストBAILA世代のキムラ先生は元アパレル販売員。お客様に「どうしてこの服が似合うのか」を、感覚的ではなくロジカルに説明するために、骨格診断を本格的に学び始めたそう。「ひとりひとりの筋肉や脂肪、関節の発達のしやすさなど、生まれ持った骨格構造が似合うスタイルを決めます」。