【ユニクロ 読む試着室】新作「ソフトニットフリースクルーネックT」をライターが試着レビュー！ニット以上の軽さ・着心地のあったかアイテムでした

ライターが「今使える！」と思った、ユニクロ（UNIQLO）の優秀アイテムを紹介する連載「ユニクロ 読む試着室」。読者が本物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

そろそろ秋支度、冬支度を始めましょう！　数ある今年の秋冬新作の中から今回ご紹介するのは、ユニクロを代表するともいえる、フリース素材のプルオーバー「ソフトニットフリースクルーネックT」（￥1990）です。

「フリースはアウター向きの生地でしょ」「カジュアルにしか使えなさそう」「ニットの方が使い勝手よさそう」という声も聞こえてきそうですが、実際のところは？　では早速見てみましょう。

今回レビューするのは、ソフトニットフリースクルーネックTのブラック、Mサイズ。形がシンプルで使いやすそうな、フリース素材のプルオーバーに注目しました。

素材の表示を見ると、生地は95%ポリエステル、5%ポリウレタン。ポリエステルは、とにかくその軽さが特徴。秋冬の服はどうしても厚く重さがあるものも多いですが、その点このトップスは着ても身軽！　着疲れしなさそうです。

今季新作の「ブラッシュドジャージープルオーバー」（グレー／手前）と生地の厚みを比べてみました。フリースというとふわふわである程度厚みのある生地を想像しますが、このとおり、けっこう薄い！　薄手のニットくらいの感覚で着られる厚みです。

ポリエステルは、シワになりにくく、速乾性があり、洗濯しても縮みにくいという特性も。自宅ケアの不安が少ないのはポイントが高いですね。一方ポリウレタンは、少し入るだけでも伸縮性を高める素材。このとおり、しっかり伸びるので着心地もいいです。

ちなみにこのトップスは、リサイクルポリエステル繊維を使用。カラーによって配合率は異なりますが、環境に配慮したトップスといえます。

ふわふわと少し立体感がある、フリース生地。このトップスもふんわりと表情のある生地なので、カラーとしては真っ黒ですが、印象は重くなりすぎず、のっぺりしません。黒が苦手な人も、チャレンジしやすいかも？

ソフトニットフリースクルーネックTは、フリース生地のシンプルで少しゆとりのあるサイズ感のプルオーバーです。

クルーネックは、首の付け根もしっかり見える開きなので、レイヤードでインナーをチラ見せするスタイルとも相性がいいです。

袖はゆったりめですが、リブで細くなっているので、隙間風が入りにくいです。腕まくりもしやすいでしょう。

ソフトニットフリースクルーネックTを裏返してみました。このように裏地はありませんが、起毛しているわけではないので、直接肌にあたってもなめらかでチクチクしにくいです。ただ首や肩の部分などの縫い合わせの部分は少し立っているので、肌が繊細な人はインナーを着た方が気にならないかもしれません。

現在取り扱っているソフトニットフリースクルーネックTのカラーバリエーションだと、ブラックのほか、グレー、オリーブ、ブルー、オフホワイト、ベージュ、ピンクがあります。

重めのカラーはまさに秋冬向けですが、明るめの色はアウターとのレイヤードコーデにもよさそう。重めカラー一色になりがちな寒い時季のコーデのさし色になってくれそうです。

店頭で着ずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズをメジャーで測ってみました！　この後コーディネートでも提案時に着ているMサイズの数値なので、着用写真と合わせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ユニクロが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

お尻がジャストで隠れるくらいの丈でした。裾のリブは約７cm。下写真のようにリブ部分は少し細い作りなので、裾を外に出した着方をする場合、写真のようにそのまま着るほか、リブを腰までもってきて、裾を弛ませて着ることもできます。

ここがタイトだとレイヤードしたインナーのシワなどが響いてしまうこともありますが、余裕のある身幅は、中に重ね着しても基本問題なさそうです。

モックネックほどの詰まりはありませんが、広すぎないサイズ感です。

若干広めなので、着るとドロップショルダーぎみのシルエットになります。

数値としては短めですが、肩が落ちたデザインなので、着用すると肩幅で余った分袖が長くなるため、手首がしっかり隠れるくらいです。

細めの作りですが、リブが伸縮するので窮屈な感じはありません。

アイテムのスペックがわかったということで、続いてはこのアイテムをどうコーデに取り入れるか？　２つのテイストでパンツコーデをご提案です。

定番デザインだからこそ、いろんなシーンで使えるこのプルオーバー。ということで、キレイめとカジュアル、それぞれのテイストでのパンツコーデを考えてみました。

普段からユニクロは基本的にMサイズ（時々Sサイズ）を着ている162cmのライターが、Mサイズを着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。

着用者：身長162㎝

トップス／ソフトニットフリースクルーネックT（￥1990）
パンツ／ワイドトラウザージーンズ（￥3990）
バッグ／レザータッチスクエアショルダーバッグ（￥2990）
ベルト／クリーンベルト（￥2990）
シューズ・サングラス／私物
私物以外ユニクロ

キレイめなセンタープレスのホワイトパンツに、それ以外はブラックでまとめてシックなコーディネートにしてみました。上半身は同じ黒でも異なる素材を意識し、サングラスやベルト、バッグでニュアンスを出しています。着丈のあるトップスですが、生地が薄いのでインしてもあまりもたつきを感じません。

着用者：身長162㎝

トップス／ソフトニットフリースクルーネックT（￥1990）
インナー／スムースコットンリラックスT（￥1990）
パンツ／ワイドストレートジーンズ（￥3990）
シューズ・サングラス／私物
私物以外ユニクロ

白Tとレイヤードしてみましたがこのとおり、キレイなシルエットで着られるソフトニットフリースクルーネックT。ブルーデニムにスニーカーという定番カジュアルにもハマります。

持っていると何かと便利な、黒のプルオーバー。薄手のフリースはニットの風合いで柔らかく暖かい生地で、これからの時季に絶対活躍します。シワにもなりにくい、自宅で洗えるという万能アイテム「ソフトニットフリースクルーネックT」を、今すぐゲットして、秋冬に備えましょう！

ちなみに、記事で登場した「ブラッシュドジャージープルオーバー」と「ワイドトラウザージーンズ」も今持っていたい、超優秀なアイテム。こちらも同連載で徹底レビューしているので、お見逃しなく！