昨年の冬は記録的な暖冬でしたが、今年の冬は? 防寒機能に長けたアイテムがそろうユニクロですが、先日行われた2024年秋冬の新作展示会では、ほかにも注目の最新アイテムが多数登場! 気になるアイテムの一部や傾向を、ライターがレポートします。
祝40周年のユニクロ。この秋冬のテーマは「Timeless Tones」
ベーシックなアイテムを生み出し続ける、ユニクロ。誰もが手に取りやすいデザインながらも、その中に機能や進化した素材を取り入れ、常に着る人のことを考えて進化してきました。
アップデートを続ける、そんなユニクロの今回のテーマは「Timeless Tones」!
ヨーロッパ、とりわけスコットランド・エディンバラやスウェーデンの街並み、人々の暮らしをヒントに、クラシカルなムードの中に異なる素材やシルエットを組み合わせたスタイリングを提案。ベーシックなアイテムに“新しいトーン”をブレンドした、ユニクロならではのクラシック&モダンな新作がそろいました!
まだまだ暑いですが、展示会はヨーロッパの街並みや自然を模したセットで、まさに冬! そろそろ夏服にも飽きてきた人にこそ見てほしい、次のシーズンの注目アイテムをピックアップしてご紹介します。
注目!よりお手頃になった高品質の「カシミヤ100%」なアイテムたち
まずはみんなに声を大にして言いたい、こちらのトピックから。
「カシミヤが、安くなりました!!!」
肌触りがよく、保温効果も高いカシミヤ素材ですが、その価格がネックで今まで購入を見送っていた人もいるのでは? なんとこの秋冬から、品質を変えずに、よりお手頃な値段で登場です!
たとえばトップスだと、クルーネックとハイネック、女性はVネックも展開していますが、「繊維の宝石」といわれるカシミヤ100%なのに、それぞれ1万円を切る価格! これを買わない手はありません。買えばこの冬ヘビロテ確定のアイテムですが、こだわりの手法で編まれているため、毛玉が出にくいのだとか。さらにホームクリーニングもできるとのこと。これは着倒しちゃうこと間違いなしですね。
暑い今からでも取り入れられる、“秋っぽコーデ”で使える服も!
秋冬気分になっても、まだまだ暑い日が続きそう……。そんな今から取り入れるなら、素材や色にちょっと秋を感じるアイテムを、コーデに一つ投入するのがおすすめです。
たとえば、今じわじわ人気再熱のミニ丈なら「コーデュロイスコート」(¥2990/写真はブラック)。その名のとおり内側がパンツ仕様のスコートなので、ミニ丈でも安心して着られます。暑さが残る今から着るなら、ミニ丈も生足で! トップスはシンプルなTシャツを合わせたり、さらにざっくりしたシャツを羽織ったりすれば、韓国っぽく着こなせそう。ちなみにスコートは、ツイード素材でも登場するとのこと!
ほかにも、写真のようなレースのトップスやボーダーTシャツも、コックリとした秋色を取りそろえて登場。夏のボトムに一点投入するだけで、一気に秋ムードになれます。
秋小物も今から使える&充実のラインナップ
大人気のあのバッグから、サイズが大きく・キルティング素材が登場です。ボディーバッグのように持てる「ラウンドショルダーバッグ/キルト」(¥1990)は、大容量でお出かけやアウトドアにもってこいなバッグです。冬はこの上にアウターを重ねても問題なさそう。
そして先ほど私が発狂してしまったカシミヤアイテムからも、小物が登場。とくに個人的おすすめは、マフラー。今年も暖冬なのだとすれば、本気のアウターを集めるより、こういった「楽に防寒対策できるアイテム」が重宝すると推測。品質も間違いなし、見た目も上品でコーデのポイントになりやすいマフラーは、マストバイです!
もちろんほかにもたくさんの小物が新登場! ユニクロ小物は求めやすい価格が多い上、カラバリも豊富。コーデに新鮮味をくれるお手軽アイテムなので、つい色々買っちゃいそうですね!
アウターはショート丈が充実。フリースも人気再燃の兆し!
暖冬でも着やすい、ショート丈&例年より薄手のアウターが今季は充実しています。
こちらは「オーバーサイズショートジャケット」(¥5990)。オーバーサイズなので抜き襟をして着崩すことで、お尻まわりもカバーしながらスッキリとキレイなシルエットで着られるジャケットです。ちなみにこちらは下写真手前のマネキンが着ているように、チェック柄も展開予定です。
こちらは今季アウターの注目生地「パフテック」を使った「パフテックパーカ」(¥6990)。キルトステッチが特徴で、ウルトラライトダウンよりはふわっと厚手、でもほかのダウン系よりは軽い作りのパフテック。タウン使いにはちょうどいい仕様です。「パフ」というだけあって、その着心地・肌触りは柔らか。さらにドロップショルダーなので動きやすく、気疲れしにくそう!
パフテックはこのほかにも、ノーカラーの「パフテックリラックスジャケット」(¥6990)も展開。ふわっとエアリーで暖かい着心地は、ぜひ体感してほしいです!
そして今季アウターにも、メンズのものでも使えるアイテムを発見!
「ミラノリブシャツカーディガン」(¥4990)は、先ほど紹介したショートジャケットのニットバ版のようなデザインとシルエット。メンズなので肩や腕まわりに余裕がある作りで、それがこなれ感を出してくれます。個人的に嬉しかったのは、脇にポケットがついていること。大きめトップスを着るとボトムのポケットが使いにくくなりますが、こちらはそんな心配も解消してくれます。また、ドライなニット素材で、より早い時期から使える秋冬アウターだと思います!
そして展示会にずらっと並ぶアイテムの中にポツポツと見つけたのが、一世を風靡したフリース素材のアウターたち。
ふわふわなものからボア仕様なもの、ジャケットからベストまで、いろんなデザインで展開されていました。今季のウィメンズは明るい色がバリエーションに多く、防寒対策としてはもちろん、おしゃれのポイントとしてもますます頼れるアイテムと言えそうです。マネキンはメンズですが、アウターの中に着てレイヤードを楽しむ上級者ワザも、試してみたい!
みんな1枚は持っている、あったか機能性インナーも新作が登場!
冬の防寒対策に欠かせない、ユニクロの「ヒートテック」。独自の技術で発熱や保温機能が備わった同シリーズには数々のアイテムがあり、持っている人も少なくないでしょう。そんなヒートテックシリーズから、今年も新作が登場です。
まずはこちら。ヒートテックからタンクトップが登場です。「極暖ヒートテックリブブラタンクトップ」(¥2290)は、一つ上の暖かさが叶う「極暖」仕様。体の芯は保温しつつ、腕の開放感はキープ。「しっかり温まりたいけど、袖があると暑すぎる」という人も手に取りやすいアイテムです。写真はボーダーですが、さらに使い勝手のいい無地ももちろん展開予定です。
もう一つ注目したいのが、なんとカシミヤがブレンドされたヒートテックシリーズ。滑らかさと機能性を最大限にいかせるカシミヤの配合率を編み出してできたこちらのインナーは、すでにある極暖と同等の暖かさで、約30%も軽量化。かなり薄い生地は、とろける肌触りで、とにかく気持ちいい!
こちらのカシミヤシリーズは、クルーネックとハイネックの展開。いい意味でインナーっぽさがないので、コーデ次第でふつうのトップスとしても使えそうです。
いかがでしたか?
ほかにも今季のユニクロでは、ユニクロ ユーにユニクロ:シーからも新作が続々登場! 気になるものがあれば、本格的に秋めいてくる前にゲットするのが吉! 一部アイテムはこれからの販売となるので、こまめに公式サイトをチェックしてみてくださいね。