【ユニクロ 読む試着室】そろそろ秋コーデ！「ブラッシュドジャージーナロースカート」をライターが試着レビュー

ライターが「今使える！」と思った、ユニクロ（UNIQLO）の優秀アイテムを紹介する連載「ユニクロ 読む試着室」。読者が本物を手に取ったのと同じくらいにアイテムのよさやディテールが伝わるよう、サイズなどを編集部独自に調べ、細部の写真多めでご紹介します！　

８月も終わり。暑さが続いていても、そろそろ秋めいた服を着たい人も多いはず。７月から少しずつユニクロ（UNIQLO）でも秋冬に向けたアイテムが登場していますが、そんな数ある新作の中から、今から着られる、でも素材は秋っぽい質感の「ブラッシュドジャージーナロースカート」（￥2990）のご紹介です。

「素材的に暑苦しく見えない？」「ナロースカートって、動きにくかったり蒸れたりしない？」という心配もあがりそうですが、実際のところは？　では早速見てみましょう。

今回レビューするのは、ブラッシュドジャージーナロースカートのダークグレー、Mサイズ。すらっとしたシンプルなシルエットがとにかく使いやすいだけでなく、じつは動きやすいスカートに注目しました。

素材の表示を見ると、生地は綿65%、ポリエステル35％。起毛仕様でウールっぽさもありますが、コットンがメインの生地は軽く柔らか。ごわつくことなく、シワもあまり気になりません。本格ウールよりは通気性もありそうなので、本格的に寒くなる前から着られます。

柔らかな生地は、伸縮性も抜群。秋冬のアイテムは厚手で動きにくいものも多いですが、この柔らかい生地のブラッシュドジャージーナロースカートなら足さばきも問題ありません。

お手入れに慎重になりがちなウールと違い、このスカートはマシンウォッシャブル仕様。乾燥機はNGですが、汗ばむ今の時季から着るならなおさら、自宅で洗濯できるのという点はポイント高いですよね。

秋冬向けのアイテムなので、決して薄手ではない生地。ウールライクで奥行きもある質感のダークグレーのスカートは、同じく新作の「ソフトブラッシュドイージーパンツ」のグレーと比べるともう少し深みがあります。（厚みもパンツの倍くらい！）

ブラッシュドジャージーナロースカートは、Iラインのシルエットがとにかくキレイ。下半身をスッキリ見せますが、動きやすさも抜群です。

まずは丈。身長162cmの私が着て、くるぶしより５cmほど上の着丈です。さらに生地は薄すぎないので足まわりにまとわりつく感じもありません。

そして背面にはスリットが１つ。ふくらはぎあたりまで深く入っているので、足さばきはまったく問題ありません。

また、このスリットと長すぎない丈のおかげか、真夏に試着しましたが、スカート内の蒸れも気になりませんでした。

ブラッシュドジャージーナロースカートを裏返してみました。このように裏地はありませんが、生地がしっかりしているので透け感や足にまとわりつく心配はありません。

ポケットは２つ。ポケットの布は薄いので、フィットするシルエットでもポケットのラインが外に響く感じはありませんでした。

ヒップ上部は、お尻の丸みに沿うようなシルエットを生み出す２つの縫い目が。Iラインのスカートって、お尻のサイズには合うけれど、ウエストがブカブカになるってこと、ありますよね。それがこのステッチによって解消され、トップスをインしてもキレイなシルエットで着ることができます。

現在取り扱っているブラッシュドジャージーナロースカートのカラーバリエーションだと、ダークグレーのほか、グレー、オリーブ、ベージュがあります。

今から着るなら、おすすめはダークグレーとオリーブ。色が明るくなると素材感が際立つので、秋冬っぽさが少し強まります。

店頭で着ずとも手持ちのアイテムと比較できるよう、気になるサイズ（平置き）をメジャーで測ってみました！　この後のコーディネート提案時にも着ているMサイズの数値なので、着用写真とあわせてチェックしてみてくださいね。

※サイズは編集部調べ。ユニクロが提示している公式な数値ではありません。また、物によってサイズには若干の差があるので、あくまで参考として、見てくださいね！

先ほど色の比較で登場した、新作「ソフトブラッシュドイージーパンツ」の総丈が約95cmでちょうどかかとくらいまでの長さだったのに対し、13cmほど短いこのスカートは、くるぶしがしっかり見える丈です。

こちらはほかのMサイズボトムと比較しても平均的なサイズ。ただしウエストがゴム仕様なので、もう少し幅をもって着られると思います。

フィット感のあるシルエットなので、少しタイト。ただ生地は伸縮性が高く下着のラインが響きにくいタイプなので、お尻の大きさで悩んでいる人も、ウエストのサイズを優先して試してみてもいいかもしれません。

デザインのパートで紹介したように、私がはくと膝下、ふくらはぎがしっかり見えるくらいまでのスリット。このくらい深く切り込みがあれば、ちょっと走るくらいの動きは問題ありません。

ウエスト・ヒップの数値を見てわかるように、じつは少し末広がりの仕立て。だからこそヒップからの落ち感がキレイで、かつスリットとの相乗効果で可動性が高くなっています。

いたってシンプルな形の、この秋スカート。ということで、夏コーデに、そして日差しが落ち着いてきた頃のコーデへの取り入れ方を考えてみました。

普段からユニクロは基本的にMサイズ（時々Sサイズ）を着ている162cmのライターが、Mサイズを着用。コーデに取り入れたときのサイズ感も参考にしてみてくださいね。

着用者：身長162㎝

Tシャツ／クルーネックT（￥1500）
スカート／ブラッシュドジャージーナロースカート（￥2990）
シューズ・サングラス／私物
私物以外ユニクロ

真夏にも大活躍するシンプルコーデですが、スカートの素材を秋仕様にするだけで、無理のない先取りコーデの完成。秋っぽい生地感はそれだけでリッチな雰囲気をまとうので、トップスはミニマルな白T、そして重くなりすぎないよう、足もとはサンダルを合わせて夏をまだ意識したコーデにしました。

コンパクトなTシャツは、裾をすべてインして。フィットするスカートはその分ウエストがもたつくと思いきや、お尻のラインもキレイですね。

着用者：身長162㎝

ブラウス／レーヨンギャザーブラウス（￥2990）
スカート／ブラッシュドジャージーナロースカート（￥2990）
バッグ／レザータッチスクエアショルダーバッグ（￥2990）
シューズ・インナー／私物
私物以外ユニクロ

もう少し暑さが落ち着いてきたときをイメージしたコーデです。スッキリしたスカートには、ボリュームのあるトップスを合わせてもバッチリ決まります。生地をたっぷり使ったブラウスも、裾を入れたウエストはスッキリしていますね。

足もとはサンダルを卒業してバレエシューズ、バッグもかっちりめを合わせれば、仕事でも着られるコーデの完成です。

暑さが残る中、秋を取り入れたコーデをしたいなら、色や素材感から取り入れるのが吉。ウール感で秋冬を意識しつつも、手軽な生地と蒸れにくいデザインの優秀スカート「ブラッシュドジャージーナロースカート」なら、秋先コーデも始めやすい！　ラインもキレイでコーデを品よくまとめる新作スカートを、今すぐゲットしましょう！

ちなみに、アイテム比較で度々登場した「ソフトブラッシュドイージーパンツ」も今持っていたい、超優秀な１枚。こちらも同連載で徹底レビューしているので、要チェックです！