〈水瓶座〉の2022年上半期の運勢は？【鏡リュウジの星座占い】

〈水瓶座〉の2022年上半期の運勢を、鏡リュウジさんの星占いでチェック。仕事運・恋愛運、鏡さんからのメッセージもしっかりおさえておこう！

運命という名の海は、ようやくないで、静かになっていきます。
これまで、あまりにも目まぐるしく、社会も、心の中も
忙しく動き、翻弄される運気の中で頑張ってきたあなた。
やっと、星のサイクルは「安定」のポジションに入り、
少しずつ落ち着いて、目の前のことと向き合えるようになります。
手もとに残った幸運の絵具を手に、運命のキャンバスの前へ。

自由に、のびやかに。あなただけの幸せの絵を描いて。

幸運の星・木星は水瓶座を抜け、大きな嵐のようなめくるめく幸運期が終わりを告げます。周囲から見ればいいことばかり、転機を迎えて人生を変えていけるなんてうらやましいと思われがちな時期でしたが、渦中にいる本人にとっては、大変なことのほうが多かったことでしょう。ようやく地に足を着け、ここから何をしていこうか、落ち着いて取捨選択ができるようになります。2021年にまいた幸運の種が芽吹くときでもあるので、周囲からはあれもできないか、これはどうだと声がかかりますが、やりたくないことは手放してOK。大事なのは、星から届けられたあまたの幸運を、あなた自身が選び、自分だけの人生のアウトラインを描くことにあるからです。たとえば、その道を進めば大金が手に入り、人気者になるとしても、それが自分の幸せでなければどれだけお金と人気があっても意味はありません。これが自分の幸福だと思えることを選び取ってください。

自分なりの方針が定まり、この道だと見定められるのは3月。停滞していたことにも動きが出てきて、快調に走っていけるでしょう。4月には金運も高まります。やり始めたことを推し進めるために必要な買い物などは、この時期に購入するといいものが手に入りそうです。 　

かねて引っ越しを検討していた場合は、不動産を探すといい物件が見つかる暗示。ただし、物件は5月頭までに決めて。それ以降になると、条件はいいけれど気に入らないとか、いい物件だけどその分、値段も高いなど、決め手に欠ける状況になりやすいでしょう。 　

6月は、土星の逆行による影響で、自分の意志を通すことに気後れしてしまうかもしれません。わがままなのではないか、間違っているのではないかと考えすぎてしまうでしょう。確かに慎重になる必要はありますが、考えているだけでは前に進みません。ダメならいつでも引き返せばいい、何度でもやり直せると考え、思ったほうへ動いてみて。それもまた人生の糧に。

全体的な運気は落ち着いていますが、仕事運は快調。活躍する機会が多く、何かと頼られ、駆り出されるでしょう。あまり経験のないことでも、やってみればうまくいくので大丈夫。過去の経験から応用すれば対応できるはずです。判断に迷ったときはインスピレーションで決めて。直感が冴えているので、間違っていることはないはずです。自ら新しいことにチャレンジするといいのは1月と2月。ただ、2月頭までは少し迷いあり。アクセルをグッと踏み込むのは2月中旬からがいいでしょう。4月下旬から5月中旬にかけてはスポットライトを浴びることが。実力が認められ、華やかな場に出る機会が増えそうです。会話スキルを磨いておくと、どんな場でも臆さず堂々としていられそう。

1～2月は相手の思惑に振り回されやすく、自分らしく行動できない予感。好きな人がいても、お金の無心をされたり相手の都合にばかり合わせてデートしたりするような関係になっている場合は、少し距離を置くといいでしょう。出会いのチャンスは3月と6月に。出会いに恵まれ、ひと目ぼれもあり得るでしょう。恋人や配偶者とは、安定した関係をキープできます。ややマンネリを感じることもありますが、そんなときは非日常的なイベントを計画し、楽しんで。お互いにちょっとしたドッキリを仕掛け合うなど、ゲーム感覚で楽しむのも刺激になりそうです。結婚はちょっぴり衝動的。3月、出会って間もない相手を離したくないと思ってすぐに婚姻届を出すなど電撃的展開がありそう。

イラスト／itabamoe　原文／浅島尚美（説話社）　※BAILA2022年1月号掲載

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