蒼井翔太さんインタビュー！ 声優界で大人気♡

アニメ人気の加速とともに、キャラクターを演じる声優たちへの注目度もUP！　声優だけでなく、アーティストや俳優としても活躍する声優男子たちに夢中になる女子が続出中。その人気の秘密を探るべく、SNSでも話題の蒼井翔太さんにインタビューしました。

1、声優にハマる感覚は俳優にハマるのと同じ！

映画やドラマでも、登場人物を気に入ると演じている俳優さんのことも好きになるように、声優にハマるのもまったく同じ構図なんです。アニメのキャラクターを好きになると、演じている声優さんが出演しているほかの作品も気になって調べる感じ。そしていつの間にか、恋に落ちちゃうんです。（Ｋ）

2、声優はなんでもできるザ・エンターテイナー

昔は俳優志望で声優、という流れも多かったんですが偉大な先人たちのおかげで今や声優はアイドル的人気を誇る憧れの職業。表に出る機会も多いので専門学校ではヴォーカルやトークの授業もあるほど。歌えるしトークもできるし演技もできる、プロのエンターテイナー！蒼井さんはその筆頭です♡（Ｙ）

3、イベントに参加すると友達の輪も増えます

人気のイベントだとチケットが1人1枚しか購入できない場合もあるんです。仕方なくぼっち参戦したとしても、イベント会場には同じ趣味を共有している人ばかり集まるので、隣り合った人同士で仲よくなることもしばしば。作品ごとに友達が増えていくのも、声優好きの醍醐味かもしれません。（Ｙ）

4、ビギナーにおすすめ！『ヒプノシスマイク』

男性声優18人がキャラクターに扮してラップバトルを繰り広げるプロジェクトで、声優さんとキャラの親和性が高い！　Creepy Nutsやnobodyknows+など有名なアーティストが楽曲提供しているのでとにかく曲がいいんです。10月からはアニメも放送開始されるので、入門編としてバッチリです。（Ｔ）

憧れていたキャラの声優に大抜擢！

――男性キャラだけでなく女性キャラも演じ分けてしまう七色の声で人気を集める蒼井さん。『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの美風藍役でブレイクしましたが、声優を目指したきっかけは？

「10歳上の姉の影響で、『美少女戦士セーラームーン』など女の子が変身するアニメが子どものころから大好きだったんです。エンディングのスタッフロールに注目し始めたのは中学生のころ。『美少女戦士セーラームーン』に出てくるフィッシュ・アイという大好きなキャラクターがいるんですが、女性の声だと思って見ていたら、石田彰さんという男性の声優さんが演じていることを知って衝撃を受けたんです。そこで初めて、声のお仕事のすごさを認識しました。『僕の高い声でも命を吹き込める機会があったらいいな……』という思いが芽生え始めて、時を経て声優の道に足を踏み入れる機会をいただけたんです」

――写真集が注目を集めるなど、中性的な美しいビジュアルも蒼井さんの魅力。声優としてだけでなく、アーティストや俳優として活動するなど、今ではイベントなどで表に出る機会も多いですね。

「ステージに立つことで、普段会うことができないファンの方に恩返しをしている感覚なんです。自分が表に出るからには、男性声優界にいないような花を咲かせたいと思っていて。たとえばエクステやメイクをするからには、そのための努力をしなければ似合わない。美容に関しては蒼井翔太の個性として、徹底的に頑張っていきたいと思っています」

――来年1月に前編、2月に後編が公開される劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」では、憧れていたフィッシュ・アイ役を演じることに！

「オーディションを受けたときに、ブースの壁一面に各キャラクターのイラストが貼ってあったんです。もう、それを見るだけで幸せで、オーディションであることを忘れてしまったくらい。フィッシュ・アイ役が決まったときは、事務所の社長と『やったー！』って言い合って号泣しました。『美少女戦士セーラームーン』はバイラ世代の方にもドンピシャだと思いますし、大人になって見返すと新たな発見があるはず。劇場に観に来ていただいて、僕たち声優にも注目してもらえるとうれしいです。声優にハマると抜け出せないって、よく聞きますから（笑）」

撮影／斎藤大嗣　ヘア＆メイク／山本隆太　スタイリスト／ヨシダミホ　イラスト／藤井昌子　取材・原文／松山 梢　構成／斉藤壮一郎〈BAILA〉　※BAILA2020年9月号掲載

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