ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルであり、俳優業でも活躍中の八木勇征さん。メディアで姿を見ない日はないというくらいな、勇征さんのパワフルで仕事熱心なA面に迫る!
まっすぐ仕事に向き合う。真剣な姿勢にくぎつけ

2024年は個人でドラマと映画の単独初主演を務め、そこにFANTASTICSとしてアリーナツアーなどの活動も加わり多忙を極めた八木さん。誠実に仕事に向き合い、結果を残す格好いい姿は間違いなく八木さんの魅力のA面と言える。
「昨年は重要な立ち位置を務める機会が多くて。初主演の映画『矢野くんの普通の日々』では座長としてのプレッシャーもありました。でも、ほかの出演者やスタッフの皆さまに支えてもらい、力を貸してもらっているから僕は座長にしてもらえているんだと気づいたんです。お芝居で支えるだけじゃなくて、日頃のコミュニケーションも大切だと視野が広がりました。僕自身がその場を楽しむことで、みんなにも楽しんでもらえるし、この現場はよかったと思えるように立ち回りたいです」
グループとしても個人としても順調にキャリアを積んでいる真っ只中。現在、27歳の八木さんは働くバイラ世代にも共感できるのだそう。
「このぐらいの年頃って会社で考えると、新卒で入ったとしたら中堅どころですよね。FANTASTICSも最初は先輩しかいなかったのですが、6年間活動を続けてきて、後輩グループも増えてきました。余裕もできてくる頃だけど、その先の目指すところに、どうやったらたどり着けるのかと不安や迷いも出てきますよね。僕がそんなときに大切にしているのは“チャレンジは絶対にする”ということ。だから皆さんにもぜひ挑戦してほしいです。たとえ失敗しても、『神様はしなくていいことだったらその機会を僕たちに与えない』と前向きに物事を考えるくせをつけるといいかも。まずは自分自身が豊かになれる人生を送ることを大切にしていきましょう!」

Q 忙しい八木さんですが、将来的なあるプランがあるとか?
いつか田舎で暮らしてみたい
ガチガチのシティボーイだからこそ、大人になって自然のよさに目覚めました。以前、メンバーの瀬口黎弥くんの実家でお正月を過ごしたことがあるんです。そこで自然の豊かさを体感。今は忙しくて、やることは尽きないけど、将来的にカントリーサイドで暮らしてみたい。
Q アリーナツアー成功の次なる目標は?
夢はやっぱりドームツアーをやること!
コロナ禍で一度できなくなってしまったアリーナツアーを走り抜けられたことは2024年の励みになりました。次はドームが目標。もしかしたらTHE RAMPAGEさんみたいにアリーナツアーの最終公演にドーム出演の夢がかなうかもしれない。僕らの頑張りにかかっているので、まずは一つひとつ頑張って成功させていきたいですね。
バイラ読者のみんなへ

自分の心のよりどころになるものをひとつ見つけて。
それを大切にしつつ、それ以上に自分のことを大事に思ってね。
悩んだらあったかいごはんを食べて寝てください!

八木勇征
やぎ ゆうせい●1997年生まれ、東京都出身。歌手、俳優。2017年に約3万人が参加した「VOCAL BATTLE AUDITION5」に合格し、ボーカルとしFANTASTICSに加入。2018年にメジャーデビュー。2021年にドラマ「美しい彼」で本格的に俳優活動をスタート。主演を務める映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』が現在公開中。

FANTASTICS ミニアルバム『Dimensional Bridge』
発売中 CD+DVD MV盤¥3500 avex trax
八木さん単独初主演映画『矢野くんの普通の日々』主題歌「Yellow Yellow」をはじめ、映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の楽曲、ROUND1 CMタイアップ曲「TOPOF THE GAME」を含む6曲を収録。
八木勇征さんのサイン入りチェキを1名様にプレゼント。
オールインワン¥337700/ノウン シャツ¥126500/トレメッツォ(アルマ)
撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉 ヘア&メイク/大木利保〈CONTINUE〉 スタイリスト/壽村太一 取材・原文/小倉倫乃 ※BAILA2025年4月号掲載