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素敵な器を買いに島へ。淡路島ドライブ②【関西のイケスポ】

アンティークみたいな独特の存在感がある器

西日本は、以前ご紹介した丹波をはじめ、備前や信楽といった器の産地も多いですが、淡路島もしかり。歴史をたどれば江戸後期に栄えた珉平焼(淡路焼)までさかのぼり、さらに陶芸とは使う土は違うけれど、瓦の産地でもあるんです。

そんな淡路に移住して拠点を構え、「受け継ぐ器」をコンセプトに作陶しているのが、今回ご紹介する岡本純一さんの「あわびウェア」です。

その制作スタイルの原点は珉平焼にあり、あくまでも生活道具としての食器。だから基本的にほとんどの器が、たとえ割れてもまた買い足せる型抜きタイプ。和にも洋にも、多彩な料理に合う万能な器は、一度使うといろいろ使ってみたくなる、と幅広い世代に人気です。
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色の鮮やかさが映える自然光がたっぷり入る店内

アトリエ兼ショップは元診療所

2015年の9月に移転したアトリエは、元診療所として地元の人が集っていた場所。

木造の平屋はどこか懐かしい雰囲気で、ここの一室を工房に、別の部屋をショップとして予約制で解放しています。


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元診療所の建物は学校みたいなかわいい外観
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耐熱のグラタン皿は¥3800〜、ひまわり豆皿¥2000、輪花中深皿¥3500、角切長方皿¥3000
岡本さんが作る器は、マットな質感とペールトーンのやさしい色彩が特徴的。

元もと大学では彫刻を専攻していた岡本さんですが、器は決して奇をてらった形ではなく、オーバルや長方形といった、どれも使いやすいデザイン。

豆皿からパーティーにも使える大皿、さらには火にかけられてそのまま食卓に並べられる耐熱皿まで、どちらかというと、マグカップや椀よりもお皿が豊富です。
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ご飯も炊ける耐熱の土鍋は¥20000
ちなみに私は取材時に、オーバルの中深皿とお皿を2枚購入。

小さすぎず大きすぎない絶妙なサイズは食べ過ぎ防止にも!? 

色も迷いに迷ってアイボリーとグレーにしましたが、色違いでそろえたいなと思っています。
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写真はHPより。オーバル皿Mは¥4500
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おまけカットはアトリエの看板ニャンコ。とにかく人懐っこくて、擦り寄ってきます
今後は薪窯も手作りで制作予定で、今までの「あわびウェア」とは全く違った新しい雰囲気の器も見られるようになるかもしれません。個人的にも楽しみ!

「あわびウェア」は、全国のギャラリーや雑貨店などで、不定期に個展を開催しているほか、手仕事の作家が集うクラフトフェアに出店することも。取り扱い店のオンラインショップでも購入が可能です。
【Awabi ware(あわびウェおア)】
住所:淡路市大町上507-1
営業時間:10:00〜17:00 不定休 ※年末年始の休み未定
☎0799(70)6719(要予約)

取材/天見真里子 写真/佐藤純子

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