小さな一歩が誰かの力に。実際に自分自身が活動に参加し支援を行う週末ボランティアは、一人ではなく仲間がいるからこそ共有感も達成感も大きい! 自分に合うボランティアの探し方をお教えします。
activo
気になるボランティアを簡単検索&応募
住んでいる地域や国際、教育、環境といった関心のあるテーマはもちろん、「初心者歓迎」「資格・スキルが生かせる」「単発」「継続的な活動」などさまざまな条件を指定してボランティアを検索。フォームから簡単に応募できるのも魅力。
activoの方にお話を伺いました。
Q 自分に合うボランティアはどうやって選べばいい?
A 自分の“好き”や“得意”なジャンルをまずは単発から
子どもが好きなら「児童養護施設で子どもたちと遊ぶボランティア」、語学スキルを生かしたいなら「外国人観光客への道案内ボランティア」など。ボランティアを自己犠牲のようにとらえず、自身のライフキャリアを豊かに彩るための選択肢と考えて選んでみて。
Q ボランティア初参加。注意するべきことは?
A 事前説明をしっかり聞いたうえで自発的に楽しんで
事務的なことも含めて、受け入れ団体の方からしっかりと説明を受け、その内容を踏まえて行動することは大前提。とはいえ、受け入れ団体自体が人手不足な場合もあるので指示待ちではなく、自発的に楽しんで活動することが重要です。
Q 一歩踏み出したいけど行動に移す勇気が出ない…
A 同じ目標、目的を持った仲間がいるから安心して参加を
参加者はみんな「誰か(何か)のために何かしたい」というポジティブな目標を持っているので活動中は自然と協力的で明るい雰囲気。ですので初心者でも活動に加わりやすいと思います。行動する大義名分があるのですから安心して一歩を踏み出して!
【ボランティアを実践している人の声】
ワーキングホリデーで行ったカナダで高齢者とスポーツをしたり障がい者と遊ぶボランティアをしたことがきっかけで、帰国後も週末に時間を見つけて参加しています。ボランティアの魅力は褒められたり感謝されることではなく、そこで出会った方々との「楽しい、うれしい」の共有。仕事のもやもやから解放されるだけでなく、自分の存在が肯定されるような、パワーや元気をもらえます。(35歳・証券会社)
取材・原文/堀 朋子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載