読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第225回は「慮る」の読み方です!
今日のお題【慮る】
「慮る」、正しく読めますか?
社会人にとって、いちばん大切にしたいことかもしれません。
■ヒント
「慮る」の意味は
「いろいろな点について考えをめぐらす。あれこれと気遣う。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「部下の体調を慮って、一週間ほど休みを取らせた」
「たとえ気が合わなくても、相手の気持ちを慮る心の広さが欲しいものだ」
正解は……
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■正解は…
正解は、「おもんぱかる」でした!
「おもんばかる」と読んでも正解。
■「慮」は思いやりのある漢字
「慮る」に使われている「慮」は、漢字の中にも「心」が使われており、思いめぐらす、深く考えるという意味。
「遠慮」「配慮」など相手の気持ちを考えるときに使われることが多く、とっても思いやりのある漢字。
仕事でイライラしたときや、家族に八つ当たりしてまったとき、この漢字を思い出すのも良いかもしれません。
取材・文/高橋夏果