ビール片手に漫画『ときめきトゥナイト』を読む。これこそ大人読み!

ワケあって名作コミック『ときめきトゥナイト』を再読しているのですが、大人になってから読むと、主人公はもちろん、ほかの登場人物に対する思いって、変わるものなんですね。
江藤蘭世、池野恋。どちらの名前にも憧れました
リアルタイムで読んでいたときは、完全に真壁俊くん♡だったし、江藤蘭世(らんぜ)や鈴世(りんぜ)という名前、さらに言えば作者の池野恋先生の名前にも憧れたものです。
ご存知ない方のためにかる〜く説明をすると、こちらの作品は1982年に漫画雑誌『りぼん』で連載が開始。私は江藤蘭世が主人公の第1部しか読んでいませんが、実際は全3部。94年の10月号まで続いた作品です。(*スピンオフ作品もありますね)。
江藤蘭世は吸血鬼のおとうさんと、狼女のおかあさんのあいだに生まれた女の子。人間の真壁俊にひと目ぼれしてしまったのだけど、魔界の女の子と人間界の男の子の恋愛は果たして成立するのかどうか…。
恋愛漫画につきもののライバルももちろん登場するなのですが、このライバル! 子供の頃はそこまで思わなかったんですが、再読すると可愛いんですよ、曜子ちゃんがっ、なんだか! 

大人になってからの再読は、片手にビールやワイン、もう片手にコミックなんていう図も成立。大人買いして一気読みをすることもやろうと思えばできてしまうし、なんだか贅沢な気分です。第1部の新装版は全10巻。まだ途中なのですが、本当に「よくできたお話だなあ」と、つい冷静に感心しながら読んでしまいます。今のところコメディタッチですが、はたしてこの先どうなるんだったかな…。有名なあのシーンにまだたどり着いていないのでそれも楽しみ。

大人になってからの再読→新鮮な感想。おすすめです!
おともは大好きなチェコのビール、ピルスナー ウルケル
神保町のミロンガ。手作りピザもやさしい味でおいしい
ちなみにこの日は、神保町のラドリオで、チェコのビール「ピルスナー ウルケル」と手作りピザをおともに。本の街神保町で、ビール片手に漫画を読み込む日がくるなんて、子どものときは想像していなかったかも! これこそが “大人いい”!(←造語)(副編Y)

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