【BAILA読書部】スキマ時間にスマホをやめてみた

起きてすぐにスマホを手に取って、ニュースチェック。通勤時間は行きも帰りもメールの返信含めて基本はスマホとにらめっこ。寝る前にはお気に入りのサイトをのぞきながら気付けば寝落ち。そんな生活が続いていて、気づけばスマホがないと落ち着かず……これって軽い中毒!?これじゃいかん!!とこの1週間、スキマ時間のスマホを自分に禁止してみました。

スマホを手に取らない(画面も見ない。メールは会社についてから返信!)と決めてしまえば、スキマ時間は意外に長い!これは家にある”積ん読”に手を付けるチャンス。

そうして読んだ本たちがこちら。読むのは早い方なので、1週間でちょうど7冊、積ん読が減りました。
中瀬ゆかりさんが薦めていると立ち読みもせず買ってしまうのですが(親方大好き♡)、そのうちの一冊「一発屋芸人列伝」(山田ルイ53世さん)。また、連載を担当させていただいており、お人柄も素敵な松岡修造さんの「弱さをさらけだす勇気」。夏の夜を涼しくしてくれる「火のないところに煙は」「許されようとは思いません」(ともに芦沢央さん)。忙しい中でもめちゃくちゃ本を読んでいる、バイラ書籍担当副編Nが絶賛していたので即買った「ののはな通信」(三浦しをんさん)。ホラーとはまた違ったぞわぞわする感じで引き込まれる「噛み合わない会話とある過去について」(辻村深月さん)。そして、第159回の直木賞受賞作「ファーストラヴ」(島本理生さん)。どれもそれぞれ面白く、降りる駅で慌てたこともしばしば。

スキマ時間にスマホをやめて本を手に取り、気付いたことがありました。日ごろ、仕事と育児と家事に追われて口癖のように「一人の時間が欲しい!」と言っていましたが、その欲がなんだか満たされた気がしたんです。あ、読書って贅沢で濃密な一人時間だ、と今更ながら実感。

もちろんスマホは便利で楽しいもの。ですが、忙しい日が続くほど、もう少しこのスキマ読書習慣を続けてみようと思っています。(編集やまみ)

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