忙しい30代は、知識を蓄えて効率のいい冷え対策を心がけて。美容の専門家・山本未奈子さんが、野菜や調味料を味方に付けた「インナーケア」をアドバイスしてくれました。代謝を高める味噌やしょうゆなどの発酵食品は、ちょっぴりこだわっておいしいものを探すのがおすすめなのだとか。
【インナーケア編】忙しくても大丈夫! 知識を蓄えて温め力推進インナーケア
教えていただいたのは
美容の専門家 山本未奈子さん
ニューヨーク州認定ビューティーセラピスト、英国ITEC認定国際ビューティースペシャリスト。理論と経験を軸に講演や執筆、メディアで活躍中。
「体の深部の体温が1℃上がると、代謝が15%、免疫力が30%上がるといわれています。アラサーは体の変化を感じやすい年ごろだからこそ、内側からのケアで冷やさないための工夫を日常化してしまいましょう。冷たい飲み物をなるべく避け、せっかく食べるなら体を温める食材や調味料を意識して取り入れてみて。熱を生むのは筋肉ですから、不足しがちなプロテインをぜひ朝イチに。この後適度な運動をプラスできればベストです。筋肉量をUPさせ、あったか体質を目指して。必要なのはお金や時間ではなく、知識。日々の蓄積が着実な変化につながりますよ」
【Rule1】旬の野菜を味方に簡単だしスープを常備
「体を温める旬の野菜をたっぷり入れた温かいスープを常備。朝ごはんにしてもいいし、簡単に夜ごはんをすませたい日にも。作り方はとても簡単。冷蔵庫にある余った野菜をざく切りにして、茅乃舎の野菜だしと塩・こしょうで味をととのえるだけでOK。多めに作って冷凍しておけば毎日いただけるし、豆乳やトマト缶などを入れて味を変えて楽しむこともできます」。
これがいつもの野菜スープ
茅乃舎 野菜だし 8g×24袋入 ¥1800/茅乃舎
「しょうが、ごぼう、にんじん、れんこん、ねぎなど冬が旬の野菜は温め効果大」
【Rule2】温め効果大な調味料でついで温活
「日々使う調味料にこだわっておいしく楽しく温活を推奨。特にみそやしょうゆなどの発酵食品は代謝を高める酵素入りなのでおすすめ。その土地その土地の大地の恵みを受けてつくられた調味料にはパワーがあるので、体が温まるだけでなく元気もみなぎってきます」。
まろやかで味わい深いしょうゆ
フレッシュボトル紫峰 450㎖ ¥450/柴沼醤油醸造
天然醸造の蔵でゆっくり熟成
つむぎみそ 純米 500g ¥574/秋葉糀味噌醸造
香辛料でぽかぽか推進
旨辛食べる島ラー油 110g ¥650/沖縄六角堂
クセがなく食べやすい
マスコバド糖 500g ¥370/オルター・トレード・ジャパン
豊かな風合いのピリッと感がいい
黒七味 四角 5g ¥1000/原了郭
【Rule3】温活サプリなども上手に活用
「35歳を境に女性ホルモンは著しく低下。体が冷えやすくなるのはもちろん自律神経にも影響を及ぼします。夜寝る前にあっため効果のあるサプリを、朝はハーブティーで強制的に巡りを強化します」。
30歳以上の女性に必要な栄養を配合
シンプリス ウィメンズバランス 30+ 30袋/30日分 ¥12600/シンプリス
温め・巡り・排出に着目したハーブティー
ダマイ サーマルスリムティー 24袋 ¥3800/ダマイ
【Rule4】筋肉をはぐくむプロテインをおいしくフォロー
「プロテインを太るからと避ける方もいるけれど、健康な体のためには日に60〜80gのタンパク質が必要なんです。朝イチでプロテインドリンク、おやつ代わりにささみプロテインバーを」。
箱買いしてデスクに常備
プロフィット ささみプロテインバー プレーン・レッドペッパー・レモン味・ペッパー 130g(65g×2本入)各¥200/丸善
飲むのが楽しみになるおいしさ
ソイリーン ドリンク チョコレートフレーバー 450g ¥10500/ソラーチェ代官山
...and more
日中はあったかドリンクで内側から、腹巻きで外側から温め
「飲み物は常温か温かい飲み物を。白湯にレモン、スライスしたしょうが、殺菌作用のあるレザーウッドハニーを入れるととても温まりますよ。遠赤外線効果のある糸で作られた腹巻きも愛用!」。
タスマニア島産のレザーウッドハニー
ブルーヒルズハニー レザーウッドハニー サシェ TA5+〈4g×7枚〉¥1000/たかくら新産業
人気の加圧インディバサロン発
ビオンヌ ソフトボディーウォーマー ブラック ¥10000/ソラーチェ代官山
撮影/富田 恵・細谷悠美 取材・原文/通山奈津子 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載