Tシャツは夏の定番アイテムだからこそ一辺倒にならないよう小ワザが必要。人気スタイリスト3人が、さらっと一枚着ただけでこなれて見えるおすすめのTシャツを教えてくれました。首元や裾のデザイン、生地のハリ感、サイズ感…おしゃれ上級者はこうやって選んでいるんです。
スタイリスト 吉村友希さん(158㎝)
ミニマルなクロゼットでおなじみの通称“よっしー”。ベーシック服を女らしく、今っぽく仕上げるテクニックにファン多し。
スタイリスト 高橋美帆さん(168㎝)
スニーカーを愛するカジュアル派スタイリスト。旬のアイテムをバランスよく取り入れた、感度の高い着こなしが得意分野。
スタイリスト 門馬ちひろさん(167㎝)
本誌をはじめとした女性ファッション誌を中心に活躍中。その人らしさを引き立てる、フェミニンなスタイリングに定評あり。
Q.大人が素敵に見えるTシャツの選び方は?
A.ちょい高めの首もとならNOT“カジュアル見え”(吉村さん)
「クルーネックはカジュアルになりがち。ハイネックやボトルネックはきちんと感があって、着こなしがあっさりとした印象になりません」。Tシャツ¥11000/ミラク(ソーノ) パンツ/ユニオンランチ
「SONO」のボトルネックT
Tシャツ¥11000/ミラク(ソーノ)
A.ほどよいハリ感とジャストサイズがカギ(門馬さん)
「適度なハリ感がある生地やコンパクトすぎないシルエットは、体のラインを拾いすぎず大人でも安心。上質なコットンというところもポイント」。Tシャツ¥11000/ザ・リラクス パンツ/アンクレイヴ
「THE RERACS」のハリ感T
Tシャツ¥11000/ザ・リラクス
A.アウトしてもきれいに決まる前後差のある裾が大人向き(高橋さん)
「裾をアウトしても、ルーズな雰囲気にならず横顔もすっきり。首まわりもきれいなあきで、少しシアーな素材感が女らしさを発揮してくれるのも強み」。Tシャツ¥7500/オーラリー パンツ/アンクレイヴ
「AURALEE」のヘムラインT
Tシャツ¥7500/オーラリー
撮影/中田陽子〈MAETTICO〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/TOMIE〈nude.〉(吉村さん、高橋さん)、後藤若菜〈ROI〉(門馬さん) 取材・原文/野崎久実子 構成/倉田明恵〈BAILA〉 ※プライス、クレジットのないものは私物です ※BAILA2020年8月号掲載
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