人気ヘア&メイクアップアーティスト河北裕介さんとスタイリスト百々千晴さんが旬のファッションとメイクのバランスについて語る人気連載。今回は、宇垣美里さんをモデルにくすみトップスに赤みシャドウを合わせたメイクを披露。強すぎないおしゃれ配色はすぐにでもマネしたい!
【河北さんの美語録】くすみ系のパステルニットは黄みをベースにしつつ赤みで血色を足すとうまくいく
目もとの血色カラーがポイント
百々:今回の主役は、くすんだパープルのやわらかなニット。女性らしさはありつつも、大人の洒落感を出したいときに、くすみ系は便利。フラットに見えがちだからブルーのシアーなスカートで軽さを足すのがポイントです。
河北:ファッションと一緒で、メイクもくすみトップスの場合は注意が必要。顔色が暗く引っぱられやすいから、目もとに赤みを投入して。
百々:確かに、行きすぎない血色カラーがいい感じに効いているよね。
河北:いきなり赤みをのせるより、ベースに黄みを仕込んでおくと肌なじみが上がるから、誰でも似合いやすいんだよね。
ニット¥22000/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット)スカート(ワンピースとセット)¥29000/エレンディーク イヤリング¥26000・左手中指リング¥28000・右手薬指リング¥31000/ココシュニック バングル(上から)ツイスト¥4000(ナイン)・パールつき¥6000(サンディ)・2連¥4500(ナイン)/ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店 靴¥62000/ユナイテッドアローズ 有楽町店(ピッピシック)
「まぶた全体にイエローゴールドをのせてから、目のきわに赤みブラウンを引き、二重幅あたりまでぼかして」(河北さん)。トリオ ブリック パレット〈ピュア グロウ〉643 ¥7700/パルファン・クリスチャン・ディオール(1/1限定発売)
Yusuke Kawakita
ヘア&メイクアップアーティスト。鋭い観察眼でその人の美しさを瞬時に見抜き、ミニマムメイクで最大限のよさを引き出す。
Chiharu Dodo
スタイリスト。シンプルながらも、その人のバックボーンと魅力がすっとのぞくようなおしゃれスタイリングを得意とする。
撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉(人)、山口恵史(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/百々千晴 モデル/宇垣美里 取材・原文/中島 彩 構成/中川友紀〈BAILA〉 ※BAILA2021年1月号掲載
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