ワイヤーが自分のバージスライン(=胸の円周のライン)にぴったり合ったブラを選ぶのが、着心地ラクで胸をきれいに見せる絶対条件。まずは骨格診断で骨格タイプを把握して、自分の胸の形を把握しよう。
《骨格診断START!》
《1》ジージャンはけっこう似合うと思う
YES→《2》へ
NO→《3》へ
《2》鎖骨が目立つ
YES→《5》へ
NO→《4》へ
《3》お尻に丸みがなく平らだと思う
YES→《6》へ
NO→《4》へ
《4》体の大きさに対して手が大きい
YES→《5》へ
NO→《ストレートタイプ》へ
《5》指の関節が大きく、第二関節を通過する指輪は根元で回ってしまう
YES→《ナチュラルタイプ》へ
NO→《ウェーブタイプ》へ
《6》ショートヘアやまとめ髪が地味になる
YES→《ウェーブタイプ》へ
NO→《ナチュラルタイプ》へ
胸板が薄く平たい《ウェーブタイプ》
上半身が平たく比較的横幅があるため、それに伴いバージスラインが広めで、横から見たときの胸の立体感が少なめ。もともと胸がついている位置が低く、やわらかい肌質でバストラインが重力に負けやすいので、胸が小さく見えやすい。
▼選ぶべきブラは…
カップがパカパカと浮きやすいので、胸を下から持ち上げてくれるパッド入りがおすすめ。バージスラインに沿う広めのワイヤー幅のブラで胸をきちんと収めて。カップサイズとは、円周の長さと立体感をかけ合わせた容量のこと。同じサイズ表記でも、ワイヤー幅が広いとカップの立体感が少ないので、それを目印に選んでもOK。サイドベルトの縁にテープがないものはやわらかい肌質にも食い込みにくい。
Special topic
【ブラ診断】ウェーブタイプはパッドつきブラで下から持ち上げて!
自分の骨格や胸の形にぴったり合ったブラを選ぶのが、着心地ラクで胸をきれいに見せる絶対条件。胸板が薄めのウェーブタイプには、胸を押し上げてくれるパッド付きがおすすめ。
胸板が厚めで丸い《ストレートタイプ》
上半身に厚みがあり横幅が狭いためバージスラインも狭め。もともと胸の位置が高く、弾力があり自立しやすい肌質なので胸が目立ちやすい。断面が立体的で丸い胴体に胸がついているため、トップの向きがそれぞれ外側に開きがち。
▼選ぶべきブラは…
胸が目立ちやすく、ともすると太って見えてしまうこともあるストレートタイプ。パッドが控えめで、胸を強調しすぎずにすっきりと見せるブラがおすすめ。狭めのバージスラインに沿う、広すぎないワイヤーで立体感があるカップのブラを選んで、広がりがちな胸をしっかりホールドし、前を向かせて。細いくびれができにくい骨格タイプだからこそ、わきをタイトにまとめてきゃしゃ見せするのが重要。
Special topic
【ブラ診断】ストレートタイプはパッドなしブラでボリュームを抑えてシャープに!
自分の骨格や胸の形にぴったり合ったブラを選ぶのが、着心地ラクで胸をきれいに見せる絶対条件。胸板が厚めのストレートタイプには、パッドが控えめでワイヤー狭めのブラがおすすめ。
関節が目立つ《ナチュラルタイプ》
最も骨やスジが見えやすい体。さらに、バージスラインが広いため、ブラのワイヤーが当たって痛みを感じることが多い。いかり肩の人が多く、相対的に胸は目立ちにくい。肌質や、胸がついている位置の高さには個人差がある。
▼選ぶべきブラは…
広いバージスラインに合わせて横幅が広くカーブがゆったりしたワイヤーで、立体感に無理のないブラを選ぶことが、着用時の不快感を減らすコツ。特に、前中心が低くカーブがゆるやかなL字ワイヤーブラは、胸の中央に当たりにくくてラクな上、きれいな谷間に。ここ数年、進化が目覚ましいノンワイヤーブラも狙い目。締めつけ感を出さずに、しっかり胸を支えてくれるものがバリエ豊かに増加中。
Special topic
【ブラ診断】ナチュラルタイプは幅広めワイヤーのブラでゆったりと!
自分の骨格や胸の形にぴったり合ったブラを選ぶのが、着心地ラクで胸をきれいに見せる絶対条件。関節が目立つナチュラルタイプには、ゆったりワイヤーのブラがおすすめ。
イメージコンサルタント
二神弓子先生
骨格診断アナリスト協会代表理事。イメージコンサルタントとして約13000人を指導しながら検証を重ね、骨格診断のセオリーを確立。「骨格タイプは、バストの大小や痩せているかどうかはまったくの無関係です!」とのこと。
伊勢丹新宿店 ランジェリーコンシェルジュ
相澤伸子さん
肌着にたずさわって10年以上の経験を持つ。現在は伊勢丹新宿店のパーソナルコンサルティングサービス~Charming Woman~のプロのスタイリストとして、体と着る服に合わせた肌着を提案中。あらゆる体型の人へのフィッティング経験豊富。
監修/二神弓子、相澤伸子 イラスト/itabamoe 構成・原文/松井友里〈BAILA〉 ※BAILA2021年4月号掲載
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