読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第200回は「詳らか」の読み方です!
今日のお題【詳らか】
「詳らか」、正しく読めますか?
詳(くわ)しい…から連想していけば、読める!?
■ヒント
「詳らか」の意味は
「細部まではっきりしているさま。ことこまかなさま。詳しいさま。(集英社『国語辞典』)[第3版]」
■使い方はこう!
「すぐに調査して、トラブルに至った経緯を詳らかにいたします」
「詳らかになった彼の過去に一同驚愕した」
正解は……
↓↓↓
■正解は…
正解は、「つまびらか」でした!
■古語では「つばひらか」
古語の「つばひらか」は、詳らかと同じで「こまかいところまで明らかにする」という意味で使われていました。
「つばひらか」が変化して現代は「つまびらか」と言うように。
響きがなんとなく、大和言葉のようにきれい感じていた人は言葉のセンスあり!
取材・文/高橋夏果