BAILA編集部員のおすすめをご紹介する「エディターズピック」、第38回目は、全国の絶品梅干しが1粒から楽しめる「ウメボシカルタ」です♪
「甘いもの苦手なんですよね~」という人の気が知れない、何より甘いもの好きの私ですが、流石に毎日どっぷり甘いものばかり食べているわけじゃありません。辛いものも、しょっぱいものも、美味しいものなら何でも大好きです。しかし、こう暑い日が続くと食欲も減退しがち。そんなときは「酸っぱいもの」が元気にしてくれますよね。でも、でもですね。何を隠そう、味覚の中で「酸っぱい」が一番苦手なんです!揚げ物にレモンは絞らないし、酢の物もあんまり得意じゃないし、シゲキックスは食べられません。だけど「梅味」は大好き。そんな超ワガママな要望に、ぴったり応えてくれるお店&商品を発見!それが「立ち喰い梅干し屋」の「ウメボシカルタ」です。
東京ソラマチ「立ち喰い梅干し屋」
「立ち喰い梅干し屋」は東京ソラマチに昨年オープンした梅干し屋さん。梅干し、といっても産地も種類も製法も千差万別。そんな全国各地の名品から選り抜いた梅干しを、静岡茶とともに“立ち喰い”で楽しめるのがこのお店。中でも人気なのが、1粒単位で好きな銘柄を選べる「ウメボシカルタ」。
12種類から好きなものを♪「ウメボシカルタ」
12種類の梅干しが1粒ずつカプセルに入って販売されており、アソート気分で好きな銘柄を選べます。今回購入したのは、好きな6個を詰められる「スケロク」。
「キみは辛すし」この暗号のようなメッセージは、実は各梅干しの名前、「キムチ梅」「みかん梅」「はちみつ梅」「辛子梅太子」「酸っぱい梅」「しらら」の頭文字。ちょっぴりレトロでなんだかユルいフォントが可愛くて、ついつい並べたくなるビジュアルです。
各梅干しには「酸味」「塩味」「甘味」の度合いが記載されているので、私のようなすっぱすぎる梅干しが苦手な人でも安心。酸味少なめの甘味系を中心に選んでみました。いざ実食!
「みかん梅」
和歌山県産の梅に「みかん果汁」を加えて漬けた梅干し。「みかん味!?」と食べる前から一番気になっていました。食べてみると、カドのとれたまあるい酸味!甘い、というワケではなく、ちゃんと酸っぱい満足感。みかんの味は、最初にほんのり香る程度ですが、何より「梅ってフルーツだったんだ!」と思わされるフルーティさ!
「キムチ梅」
「リピーター率No1!」という人気を誇るキムチ梅は、ナンプラーやトマト・にんにくなど“キムチのたれ”を加えて漬けられた梅干し。程よい辛さが酸味をマイルドにしていて、こちらは梅干しの「旨味」をダイレクトに感じられます。絶対ごはんに合うやつ!
「辛子梅太子」
「明太子」ならぬ「梅太子」は、唐辛子を加えて漬けた梅干し。明太子っぽい!でも梅干しっぽい!キムチ梅と違って梅自体もしっかり酸っぱいですが、しっかり辛くもあるので、両者が「ウマ辛」でまとまってる感じ。お酒のおつまみとか、最高な感じです。
「しらら」「はちみつ梅」「酸っぱい梅」
残り3つはまとめて!
「しらら」・・・果糖を加えて漬けた、ウメボシカルタ内でもっとも「酸っぱくない」梅干し。ですが、決して“甘い”わけではなくちゃんと梅らしい爽やかな酸味があり、そしてまるでお出汁を含んでいるかのような優しくてジューシーな旨味!とっても上品で、ほっとする味です。
「はちみつ梅」・・・やさしい梅の代名詞「はちみつ梅」は三重県産の梅にはつみつを加えて漬けた梅干し。酸味も塩味も甘味もバランスよく感じられて、しかも果実味もある。おそらく、日本人でこれを嫌いな人はいない、という間違いない美味しさです。
「すっぱい梅」・・・せっかくなので、ウメボシカルタ内で一番酸っぱい梅干しも選んでみました。漬け材料は塩のみという潔さ・・・ドキドキして食べてみると・・・ひゃーー(悶絶)!!!!!
めちゃめちゃ酸っぱいです!でも、長く漬けた梅の、しょっぱく酸っぱい、あの感じとは違って、フレッシュでシンプルに酸っぱい。もう「カーン!」とか「スパーーーン!」という擬音を当てたいような、潔い酸っぱさ(伝わります?)。ちょっと1口でギブだったので、梅干し好きの家族にパス。
まだまだ変わり種もたくさん!奥深き梅干しの世界を是非お試しあれ
いやー、梅干しがこんなに幅広いとは。他にも「燻製梅」や「うぐいす梅」など、気になる銘柄もたくさんあるので、またチャレンジしてみたいと思います。夏に向けての元気アップに、甘いものが苦手な方への手土産に、皆さんも是非お試しあれ。
ちなみに、パッケージの裏面には、和田ラジヲさんのイラストとともにユルい一言が(笑)。他にはどんなイラスト&メッセージが隠されているかは、是非購入して確認してみてください!