〈蟹座〉の2021年下半期の恋愛運と来年の見通しを、鏡リュウジさんの星占いで駆け込みチェックしよう。
《LOVE》恋する気持ちがだんだんアップしてきそう!
恋愛モードがぐんぐんと盛り上がっていく、9月の蟹座。夏はいまいち恋にエンジンがかからず、今年はもう恋をしないのかなと思っていた場合でも、ここで大きく挽回できる運気です。結婚運は11月以降に高まっていくため、今は結婚より恋がしたいというなら、この秋のチャンスを逃さないで。恋愛以外では少し腰の重い時期なので、自分で自分を奮い立たせ、恋に駆け込んでいくことが重要になるでしょう。
逆に、恋愛はそろそろいいから、結婚を考えたいと思っているなら11月からがチャンス。人生を一緒に歩んでいく人が欲しいという思いも強まるため、本気で婚活をするにはぴったりのときです。
ちょうど10月に内面・外面をともに整える運気が巡っているため、恋愛に対してちょっと苦手意識があるなら、ここでコンプレックスの解消を図るといいでしょう。
せっかく素敵な人に出会ったのに、一歩前へ進むことに対して気後れしてしまうことがあるとすれば、それはどんな場面で、あるいは自分のどんな面を隠したくなってしまうから?
本心では「見たくない自分」に気づくことが恋上手になる近道。もし外見にコンプレックスがあるなら、メイクやダイエット、美容について頑張ってみましょう。いつもならやらないことも、いい機会ですからチャレンジを。特に似合うコーディネートやメイクがわからないという場合は、プロの手を借りるのがおすすめです。骨格やカラー診断、コーディネートアドバイスなどをやってみて。とはいえ、すべてを取り入れているとまとまりがなくなってしまう場合もあります。アドバイスのいいところを取り入れ、鏡の前で試行錯誤すると、あなただけのベストバランスが見つかるでしょう。
内面については親友の意見が参考になりそう。耳に痛い意見ももちろんですが、意外と聞いてみるといいのが、あなたの長所。一緒にいるとホッとする、びっくりするくらい優しいなど、蟹座ならではの長所や、人から見たあなたの個性を知ると、自信が持てるようになるはずです。
結婚への流れは秋から少しずつ強まっていきます。出会ってからずっとあなたの魅力アップの様子を見てくれていた相手は、ひそかに思いを深めていることでしょう。ましてや、その努力が自分のためだと知れば、感激するのは間違いありません。10月より前に恋の相手と出会っているなら、さりげなく伝えてみるとよさそうです。
11月は結婚への決意を固めやすい時期ですが、婚姻届の提出など、実務的なことにも向いています。
2021年に入り、すでに結婚の意思は確認し合っていて、あとは話を進めていくだけという相手がいるなら、11月にいろいろなスケジュールを組んでしまうといいでしょう。ほかの時期ではなかなかお互いの予定が合わなかったことも、この月なら意外と調整がしやすそうです。
鏡リュウジさん
1968年、京都府生まれ。国際基督教大学大学院修了。心理占星術研究家・翻訳家。新装版『魂のコード』(ジェイムズ・ヒルマン著 鏡リュウジ翻訳 朝日新聞出版)が好評発売中。
イラスト:itabamoe ※BAILA2021年9月号掲載