常に自分の考えを持ち、何事にも動じない。誰かに依存することもなければ、人に左右されない男。それでいて自己中心的にならずに、周囲をハッピーにする理由は?King & Prince 平野紫耀さんのインタビュー、後編をご紹介。
King&Prince・平野紫耀
平野紫耀
ひらの しょう●1997年1月29日生まれ、愛知県出身、O型。King & Princeの不動のセンター。可愛らしい印象の顔立ちでありながら、ハスキーボイスでセクシーさを醸し出し、ファンを魅了する。8月21日~22日「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」(日本テレビ系 18時~)で、メインパーソナリティを務める。
相思相愛な天才二人の、おかしな恋愛哲学が炸裂するラブバトル第2弾
大ヒットを記録した平野さん主演映画の続編、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』が8月20日に公開される。
「僕自身、続編というもの自体が初めての経験だったので、光栄なのと、前作を超えたものを作り上げたいという気持ちが強かったです。あらためて白銀というキャラクターを演じてみて、“弱っている人を絶対に見捨てない”というところが、男としても“かっこいいな”と思いながら演じました。自分もそういう人間になりたいなという理想が詰まった男。困っている人が目の前にいたら、すぐさま助けたい。そういうところに男気を感じるし、狙ってやるのではなくナチュラルにできちゃう人になりたい。」
「頭脳戦のラブバトル映画ですが、僕は駆け引きが苦手……(笑)。もし好きな人ができたとしたら、すぐ告白して早く幸せな時間を過ごしたいと思うタイプです。なかなか想いを言い出せない人の気持ちはあまりわからないほうだけど、この作品で頭脳を駆使して相手をいかに告白させる方向へ誘導するかを学びました。天才二人が恋愛で葛藤している姿は、単純に見ていて面白い! 共感できない部分もありながら、その面白みはすごくわかるので楽しみながら演じることができました。ただ、僕は絶対女の子から“好き”なんて言わせたくない! “告白は絶対に男から”というルールが昔から自分の中にあるんですよ。回りくどいのも好きではないし、駆け引きせず、ストレートにド直球勝負! 計算高さもないし、相手の裏を読むのもダメ。女心って、ときには理解できないときもあるしね(笑)。“言わないでも、感じ取って!”って言われたら、“ごめんね、何をするのが正解ですか?”って質問したくなるかな。でも、聞いちゃダメなんですよね。そこまではわかってるんだけど、“言ってくれたらいいのに!”っていうのが僕の本音です(笑)」
「常に柔軟な姿勢でいれば、何があっても動じないし、相手を受け入れたり、正しい判断ができるはず!」
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』
8月20日(金)より全国東宝系にて公開
出演/平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈ほか
将来を嘱望されるエリートたちが通う私立秀知院学園の生徒会長に白銀御行(平野)、副会長に四宮かぐや(橋本)が再び就任する。お互いに惹かれ合いながらも、“告白したほうが負け”という呪縛からいまだに逃れられない二人。“いかにして相手に告白させるか”の恋愛バトルを続編でも繰り広げる。
©2021映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』製作委員会 ©赤坂アカ/集英社
取材・原文/山中ゆうき 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2021年9月号掲載