常に自分の考えを持ち、何事にも動じない。誰かに依存することもなければ、人に左右されない男。それでいて自己中心的にならずに、周囲をハッピーにする理由は? King & Prince 平野紫耀さんのインタビューを前編、後編に分けてご紹介。
King & Prince・平野紫耀
平野紫耀
ひらの しょう●1997年1月29日生まれ、愛知県出身、O型。King & Princeの不動のセンター。可愛らしい印象の顔立ちでありながら、ハスキーボイスでセクシーさを醸し出し、ファンを魅了する。8月21日~22日「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」(日本テレビ系 18時~)で、メインパーソナリティを務める。
人生は毎日選択の連続。自分の考えや気持ちは絶対にブレたくない!
ピンチにも動じず、頼りがいがあり、メンバー思い。King & Princeを牽引する平野紫耀さんからはグループ愛がゆえ、芯の通った愛情がひしひしと伝わってくる。
「CDデビューが決まったときに、ジャニーさんから言われた“自分たちがやりたいことを貫きなさい!”という言葉がずっと頭の中にあるんです。だからこそ、普段からグループがステップアップするためにするべきことを常に考えています。Jr.時代は言われたことをやり切るだけで精いっぱいだったし、ある意味そのまま流されていました。でも、デビューした以上、それではダメ。ファンの方たちが喜んでくれることを根底に置きながら試行錯誤するなかで、自分を貫くことを大切にしています。」
「だからといって、ほかの人の話に耳を貸さないということではもちろんなくて。もし誰かと意見がぶつかったときは、まず相手の思いをきちんと聞くようにしています。ただそこで、妥協だけは絶対にしたくないなって思うんです。“あのとききちんと言っておけばよかったな……”という後悔は嫌だし、人に合わせるほうが楽だからとその場の雰囲気に流されてしまったら、いいものは作れない。その代わり、誰に何を言われてもこれがいいんだって思えるくらい、考え尽くしたベストなものを提案すること。自分の意思を通すからには、それだけのことをしないといけないと思っています。ブレてばかりいたら、周りの人に迷惑をかけることにもつながってしまいますからね。」
「グループに関することであれば、何を言われても返せる自信が僕にはあります!そうやって四六時中グループのことを考えているのはまったく苦痛じゃなくて、楽しみながらやっています。だって、人生は一度きり。海外進出という目標は常に胸に秘めながら活動しているので、そのための努力は惜しみません」
「悩み事が頭から離れない。なんてことは、一度もない。考えるより、即行動に移すタイプだから」
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』
8月20日(金)より全国東宝系にて公開
出演/平野紫耀(King & Prince)、橋本環奈ほか
将来を嘱望されるエリートたちが通う私立秀知院学園の生徒会長に白銀御行(平野)、副会長に四宮かぐや(橋本)が再び就任する。お互いに惹かれ合いながらも、“告白したほうが負け”という呪縛からいまだに逃れられない二人。“いかにして相手に告白させるか”の恋愛バトルを続編でも繰り広げる。
©2021映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』製作委員会 ©赤坂アカ/集英社
取材・原文/山中ゆうき 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2021年9月号掲載