蔵前カフェが今アツい。カフェ好きの心を掴んで離さない街のオススメ店「from afar」【エディターズピック vol.148】

蔵前。その地名は江戸幕府の御米蔵があったことに由来しています。そこへ「菓子屋シノノメ」「ダンテライオンチョコレート」など続々とカフェがオープンし、下町らしい老舗店が並ぶ中にひっそりと素敵なカフェが点在しています。ちょっと曲がったら素敵な食器屋さんが。なんとなく歩いていたら左手に雰囲気のあるカフェが。そんな宝物探し感覚でお散歩が楽しめる町・蔵前の個人的最推しカフェ「from afar」をご紹介します。

ひとりでも、友だちとでも。アンティーク調の落ち着く店内

印刷工場を改装したという店内には、センスのいい家具や雑貨が並んでいます。席の家具がそれぞれ異なるので、「今日はどの椅子に座れるんだろう」といつもドキドキ。

壁には古道具と一緒に絵本や雑誌、小説などの本が一ずらっと並べられています。アジアンな置き物に西洋を感じる銀食器、お着物で談笑するお姉様方。まぜこぜなはずの一つ一つが、ひとつの空間にまとまっているのが魅力です。まるで時間も場所も、日常から少し離れたところに来たような感覚に。ひとりカウンターで読書をしながら、昨日の失敗や明日の不安から解放される時間です。

季節のタルトを目当てに何度でも行きたくなる

  • 葡萄のタルトとプリン
  • 栗のタルト

定期的に変わる季節のタルト。この小さなタルトにぎゅっと美味しさが詰まっていて、幸せな気持ちに。お店のインスタグラムに季節のタルト変更のお知らせが投稿されると、新しい季節が来たなぁと感じます。

葡萄のタルトは、ぶどうの甘みを引き立てる控えめな生クリームに粉の味がたったタルト生地が絶品でした。

栗のタルトはほっこりする栗はもちろん、スライスアーモンドのヌガーと苦味のあるキャラメルクリームの食感が楽しい逸品。

小さなタルトの中に緻密な計算が隠されていて、飽きさせません。

こだわりの食器に心躍る

食器もこだわり抜かれています。カウンターの中の棚にびっしりと並ぶカップは圧巻。
ウィリアムモリスに伊万里焼のカップ。自分の飲み物がどれに注がれて来るのか毎回楽しみです。何か法則はあるんだろうか…。
視覚も味覚もほっこりしながら楽しめる「from afar」にぜひ訪れてみてください。

11/29から約1週間ほど大型リニューアルのため、臨時休業を行うそうです。さらに飽きない仕掛けを施してくれそう!どんなリニューアルがされるか今から楽しみです。
※情報は11月中旬の記事作成時のものです。

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