見た目も香りも心地いい。南仏発「マドエレン」のルームフレグランスに癒される【エディターズピック vol.266】

まさに大地の恵み、という言葉がぴったりの力強い香りとアーティな見た目が魅力

 「これ、なんだろう?」変わった見た目に惹かれて、イデーショップでポプリタイプのルームフレグランスを衝動買いしました。南仏の山村で丁寧に作らているMAD et LEN(マドエレン)というブランドのものです。

まず目を引くのがモロッコの職人さん手作りの、どこか武骨で趣のあるアイアンの器。その中に半透明の琥珀樹脂(アンバー)のポプリがごろごろと敷き詰められています。光を受けるとオレンジ色のアンバーがきらきらと輝いて、とてもきれい。インテリアとしてもサマになります。

天然素材のみで作られた香りは、重層的でとても力強く初めてのなのにどこか懐かしい、と感じるような複雑さ。数ある中から選んだ「スピリチューレ」というフレグランスはミントやヨモギといったハーブを基調に、ビターオレンジで柑橘系の爽やかさも。このヨモギベースというのがルームフレグランスとしてはとても新鮮で。幼いころ祖母が作ってくれたよもぎ餅を思い出したりして、少しノスタルジックな気持ちになります。

香りが和らいできたな、と思ったら付属のリチャージオイルをアンバーに補充。するとまた部屋中にふわふわっと香りが広がってきます。暑い夏は爽やかな柑橘系を選びましたが、秋にはもう少し重めの香りを買い足してみたいです。

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