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【 #赤楚衛二 さん】「小説は紙で読む派」。NHK連ドラ『舞いあがれ!』貴司との共通点は?【”フード”な彼と過ごす時間】

まろやかなオーラとまっすぐなまなざしで、気になる存在感を放つ俳優、赤楚衛二。その知られざる魅力に迫る、口福で幸福な“フード”のひととき。“フード”な彼と過ごす時間、今回はパーカー(Hoodie)ファッションを披露!

赤楚衛二インタビュー食べ物編はこちら

Hoodieな赤楚

赤楚衛二 Hoodieな赤楚

何になりたいかより、どう生きたいか、が大切

赤楚衛二 何になりたいかより、どう生きたいか、が大切

まだ暑さが残っていた撮影日。スタジオ近くの中華店で“Foodie”な撮影を終え、ジャケット姿のままスタジオまで歩いて移動。熱々の麻婆豆腐を食べた直後だったこともあり、暑いのでは?と声をかけると、ほほえんだ赤楚さん。言葉にも表情にも角がなく、落ち着いていて穏やか。彼のまろやかな魅力は、どこからきているのだろう。

「普段から本が好きで、小説やエッセイをよく読みます。覚える台本がないときは寝る前に、セリフを入れなきゃいけないときは、休憩でカフェに行ってまったく別の本を読んだり。台本を読んでいると、この役柄はこうなんじゃないかとか、考えることが多くて。気ままに解釈できるほかの本で、思考を切り替えたくなるんですよ。ちょうど今撮影している 『舞いあがれ!』の貴司も詩が好きな役どころ。自分の内側と対峙して、まだ言葉になっていない感情や想いを探るのは、すごく面白いですよね。僕と貴司の共通点は多くはないけど、詩や小説が好きという部分は近いかな」

赤楚衛二 フードを被る赤楚さん

放送が始まったばかりのNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』は、福原遥さん演じる主人公、舞がパイロットになることを夢みて成長していく物語。赤楚さん演じる梅津貴司は、舞の幼なじみだ。それにしても、台本読みの息抜きにまた本を読むとは、かなりの活字好き!

「どうなんですかね。小さい頃に『かいけつゾロリ』とか『デルトラ・クエスト』っていうハリーポッターのような小説とか、いわゆる児童文学を読んだのが楽しくて。それからずっと本は身近な存在です。今でも小説は紙で読む派。漫画はタブレットで読むんですけどね」

夢はかなえた? いや、かなえてない?

赤楚衛二 頬杖を突く赤楚さん

「舞いあがれ!」では、10代の青春の日々が綴られる。夢を追って孤軍奮闘する貴司や舞を、まぶしく思うこともあるのだろうか。

「舞の親友である久留美役の山下美月さんと福原さんが、本当の幼なじみみたいな空気感なんですよ。それを見ていると、地元の幼稚園からの友人たちのことを思い出します。最近はなかなか会えてないんですけどね」

「10代の頃は、若いなりに、自分には何ができるんだろうと考えていました。最終的には、映画が好きだから、じゃあテレビの中に入ればいいじゃん!なんて単純な考えで上京したから、最初は苦しみました。夢をかなえたといえばある意味そうだけど、まだかなえたとは言えないような。結局は、何になりたいかじゃなく、そこでどう生きたいかが大切なんだなって、この年になって実感します」

「今の僕が思う夢は、人間的な器だったり、人としての厚みが増していくような年の重ね方ができたらいいなって。来年配信されるNetflixの『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』で共演した北村一輝さんが本当に素敵で。周りに対してもお芝居に関しても、すごく客観視をされていてバランスを考えている方。それでいて、ユーモアも遊びもあって、すごく愛にあふれているんですよ。ああ、こんな大人、いいなぁって思います」

“Hoodie”の奥からのぞく瞳は、誠実でまっすぐ。今もこれからも、その瞳から目を離せない。

赤楚衛二

赤楚衛二


あかそ えいじ●1994年3月1日、愛知県出身。2017年「仮面ライダービルド」で注目を浴び、主演を務めたドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」は映画化も。「石子と羽男-そんなコトで訴えます?-」ではヒロインに恋する役どころで注目を集める。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、2023年配信Netflix「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜」など出演作が目白押し。

パーカ¥121000/にしのや(ヘリル) パンツ¥44000/トゥモローランド(セラードアー) 靴¥77000/ランドオブ トゥモロー 丸の内店(パラブーツ × ランド オブトゥモロー) 靴下/スタイリスト私物

撮影/鈴木 新〈go relax E more〉 ヘア&メイク/牧瀬浩子 スタイリスト/壽村太一 題字/moeko 取材・原文/前野さちこ 構成/渡辺敦子 ※BAILA2022年12月号掲載

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