ベーシックなイメージのある地味色コーデを今季らしくアップデートするなら、トレンドのビスチェを使ったレイヤードスタイルに挑戦してみて。今回は、30代が失敗しないビスチェの選び方と着方をスタイリストの吉村友希さんが伝授!
ビスチェ初心者 ライターMが吉村さんに質問「30代が失敗しないビスチェの選び方と着方って?」
ライターM 今季の展示会ではビスチェをよく見ましたが、ともすると子どもっぽく見えそうでまだGETできていないんです。
吉村 この春はつるんとしたきれいめ素材やニット素材など、オフィスでも浮かずに着られそうなビスチェが豊富ですよ! 普段のきれいめベーシックに+1すれば、テクいらずで着こなしが見違えます。
ライターM 欲を言えばきちんとシーンでも活躍させたいのですが、30代的間違いないデザインは?
吉村 甘めデザインやレース素材のものなど、ランジェリー感があるものは△。色は地味色だと着回し力がUPすると思います。ビスチェそのものにトレンド感があるから、ベーシックカラー&シンプルなデザインでも充分今っぽくなるんです。タイトすぎない身幅や、適度に地厚な生地など、体のラインを拾いにくいことも私たち世代には重要なポイント!
ライターM 初心者が挑戦しやすい着こなしも知りたいです!
吉村 まずは、いつものシャツ×ボトムのワンツーコーデにプラスするのが簡単。トップスとビスチェの色をそろえてなじませたり、潔くワントーンにしたりするのもおすすめです。
30代が見送るべきデザインは?
甘すぎるデザイン
胸が強調される形
透け透けな素材
幼く見えたり、エロく見えたりするものは避けたいところ。フリル、レースなどの甘めディテール、ランジェリー見えする透け素材や胸が強調されるカッティングは見送るのが正解。シンプルなほうが着こなしバリエも広がります。
撮影/坂田幸一 ヘア&メイク/あきやまひとみ スタイリスト/吉村友希 イラスト/蔵元あかり 取材・原文/宮田彩加 ※BAILA2024年5月号掲載