昨年同様、今年もお正月は新潟の「白玉の湯・華鳳」という温泉旅館でゆっくりしてきたのですが、この宿がとってもいいんです。
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の総合ランキングで昨年に続き2位を獲得しているこの旅館。まずは広大で壮麗な館内に圧倒されます。お正月はいたるところに鮮やかな生花が飾られ、新潟地方の有名な正月飾り「繭玉」が。餅粉を型に入れて焼いたカラフルな縁起モチーフに心なごみます。
エントランスやお部屋はもちろん、ロビーのテーブルひとつひとつや、エレベーターのなか、お手洗いに至るまであらゆるところに美しい花が’飾られて、本当にきれい。
入り口には梅の花も飾られ、玄関を入るとふわっと甘い春の香り。
これでもか!というくらいの館内じゅうの花あしらいは、お宿の方のおもてなしの心と、美意識の高さを表していると思います。毎年ながら、本当に華やかで見事です。
新潟の美味しいものを思う存分味わえるお料理は申し分なし!
越後の地ビールや日本酒も種類豊富で迷ってしまいます。
この夜は地元の清酒「王紋」をいただきました。
辛口で、とっても美味しい。
肝心の温泉は写真は控えましたが、お湯の質は最高!!肌にあたるととろっととろける、「美肌の湯」。国内でも随一の硫黄泉なんだそう。美しく手入れされた庭園を眺めつつの入浴は最高です。
そしてここの宿、なんといっても素晴らしいのが働いている方のみなぎるやる気とホスピタリティ。予約のときからお出迎え、ちょっとしたやりとりの細部に、スタッフの方々の高いおもてなし意識を感じ、本当に感銘を受けます。若いスタッフの方も一生懸命で、みんなでこの宿をもっと良くしよう!という気概を感じられて、清々しい気持ちに。年明けにいつも、私もこんな気持ちで働きたい!とパワーをもらって帰路についています。
公式サイトによると、旅館では、スタッフ総出で企画を出し合い実践しているそう。大型旅館でありながら、みなさんのあたたかな心を随所に感じられてとても和みます。
バリアフリーにも力を入れいているし、子供の遊べるスペースなどもちゃんとあるので、気取りすぎず、家族旅行には最適です。
この充実度で、お値段は15000円から(お正月などシーズンによって変動あり)。
高くていいのは当たり前。そうじゃないのがまた、エライ!と本当に感心してしまいます。東京から新潟まで新幹線で約2時間。そこから在来線と送迎車で45分ほど。
コスパ最高の素晴らしき「白玉の湯・華鳳」、何度でも行きたくなってしまいます(編集U)。