モデルや女優がこぞって支持する、カリスマトレーナーの村田友美子さん最強ボディメソッドに迫ります。立体的なボディを作れる3DXボディへの最初のステップは?まずは、筋膜をほぐしてトレーニングの効果を高めることから始めよう!
大人気トレーナー・村田友美子(Yumico Murata)
「Yumi Core Body」代表。3児の母にして美しいくびれボディを持つ、姿勢改善コアトレーナー。
スタジオのインストラクターも村田さん同様の3DXボディを誇る。
「最初からそうだったわけではなく、なかにはぽっちゃりさんも筋肉ガチガチの人もいました。でも私のメソッドを学び伝えていくことで、みんな3DXになっていくから面白いですよね」(村田さん)
3週間、3カ月で体が変わる美姿勢こそ3DXボディへの道
いきなり姿勢を変えようとしても、体にクセやゆがみがあるとすぐに戻ってしまうので×。きちんとプロセスを踏むことが重要に。
STEP1 癒着した筋膜をほぐす
悪い姿勢が積み重なると、筋膜が癒着して体のゆがみにつながります。ほかの筋肉の動きも悪くなってトレーニング効果が半減するので、まずは筋膜のこわばりをしっかりリセット。
[肩まわり]
鎖骨下の小胸筋をほぐして巻き肩&猫背を解消
巻き肩になっている人は、鎖骨下のくぼみ横にある小胸筋がガチガチな状態。ここをほぐすと肩甲骨の可動域が広がるため、背中が寄せられるようになって猫背の解消に。
テニスボールなどを鎖骨下のくぼみに当てて横向きになり、圧をかけながら上半身を左右に90秒ほど動かす。ボールを置いた側の腕は直角に曲げること。
トップス¥7200・レギンス¥14200/ブレステイキング(アロヨガ)
[腰まわり]
ピーマン尻化を引き起こす中臀筋のこわばりをオフ
そり腰の解消に重要なのが、骨盤横にある中臀筋。ここが癒着すると股関節の動きが悪くなって内旋し、その状態のまま鍛えてしまうとお尻の形がへこんでしまうことも。
骨盤の真横にボールを置いて自重をかけ、左右に腰を振りながら90秒間ほぐす。場所がわからないときはボールを動かし、痛気持ちいいポイントを探して。
[肩甲骨まわり]
僧帽筋〜脊柱起立筋をゆるめて背骨の間にすき間を作成
背骨と肩甲骨の間にある脊柱起立筋や僧帽筋がこわばっていると、背すじが縮んでしまうのでNG。ほぐしてすき間をつくることで肩甲骨が動きやすくなり、背すじがピーン!
背骨と肩甲骨の間にボールを当ててあおむけになり、腕を上に伸ばした状態で90秒間上下左右に上半身を動かす。このとき、腰がそらないように注意して。
撮影/曽根将樹〈PEACEMONKEY〉 ヘア&メイク/沼田真実〈ilumini.〉 スタイリスト/門馬ちひろ 取材・原文/真島絵麻里 構成/渡辺真衣〈BAILA〉 ※BAILA2020年8月号掲載
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