夏までにひじ、ひざ、爪、かかとを磨く！ 3ステップでかたくなな硬さも、黒ずみもグッドバイ！

気温上昇とともに、ファッションも衣替え。でも、薄着になった途端、気になりだすひじやひざの黒ずみ、かかとのガサガサ感…。本格的な夏モードになる前に、パーツ美賢者3人にツルツル肌ケアの基本を伺います！ 

ミニスカやショーパンがトレンドなのに、黒ずみ原因で躊躇しちゃう
ボディクリームを塗っても塗っても乾燥して入っていかない
ストッキングをはいたらいきなり伝線！ガサガサしたかかとが犯人でした（涙）
空気が乾燥する冬は、肌も乾くとともに冷えからくる血行不良でターンオーバーも乱れがち。そして肌自身が乾燥から守ろうと、角質の厚みが増し角質が肥厚。どんなにケアしたところで、潤いが内側まで浸透しにくい状態に。その結果、さらに肌代謝も悪くなり、本来ならば排出できるメラニンも肌にとどめてしまい、黒ずみを生み出してしまいます。ツルツル肌を目指すなら、まずはターンオーバーを改善し、コツコツ保湿ケアをすることが重要！

「“取り去る”＝刺激が強いと思われがちなスクラブも、最近では保湿力の高い＆全身使えるなめらかなテクスチャーものが多め。ふくらはぎに使えばむくみ解消にも」（BAILA編集部 肩出しナベ嬢）

「ボディの肌代謝に着目した、塗るだけの“はがさない角質ケア”。お風呂上がりの肌全身に塗っておけば、滞りがちな肌代謝をサポートし、乾燥やくすみにアプローチ」（田邊さん）

「アルコール消毒だけでなく、甘皮の処理不足も爪乾燥の原因に。硬さを感じたら、お湯で爪まわりをやわらかくしてプッシャーで除去。さらに爪まわりの硬くなった皮膚は、ファイルでかるくオフするのが正解」（上野さん）

「ガサガサMAXなかかとは、潔くファイルで角質除去。ただし、かかとをやわらかくするローションとファイルのＷ使いで肌負担を最小限に。その後しっかり保湿を」（上野さん）

〈Don't！〉ひじやひざをつくクセは肌を硬くするので要注意。角質肥厚や黒ずみに！

「角質は肌を守る役割があるので、負荷がかかると肌を厚くします。ひじやひざをついたり、足を組むクセがあると、色素沈着を進行させてしまうので要注意。黒ずみやガサガサ角質肥厚を引き起こします」（田邊さん）

HOW TO

「お風呂上がりの肌は、水分が蒸発するとともに肌の潤いまで奪ってしまうので、先手を打ってオイルを塗れるかが勝負。その潤いを閉じ込めるため、その後ボディミルクやクリームで必ずふたを」（ナベ嬢）

「ポーチ内はもちろん、会社、リビングルームやベッドルームにもスタンバイ。仕事合間や移動中、無意識でも手に取れる場所に置いておいて、いつでも保湿。甘皮硬化の予防になるので爪トラブルとは無縁」（ナベ嬢）

「塗りながらのハンドプレスで、さらに浸透力UP。爪まわりもしっかり塗り塗り」（ナベ嬢）、「たっぷりハンドクリーム＋ビニール手袋でスペシャルケアも」（上野さん）

〈Don't！〉乾燥には冷えは大敵！素足で過ごしていると水分の蒸発をアシスト

「冷えで体の巡りが悪くなったり、水分が奪われると乾燥が進行。冬の間に床暖を多用し、素足で過ごしていた人は、水分を奪われすぎているので注意しましょう」（上野さん）

「ご時世的に避けられないアルコール消毒。アルコールは手肌はもちろん爪の潤いも奪うので、保湿成分が配合されたアルコール消毒を常備しておくのがおすすめ」（ナベ嬢）

HOW TO

「血行不良で巡りが悪いと、ターンオーバーを乱し、角質硬化の原因に。だからこそ、ボディオイルやミルクは爪横や足裏をもみながら塗るのがベスト。むくみケアにもひと役」（上野さん）

〈Do！〉ボディミルク＋かかとソックスで保湿＆保温

「足裏の保湿ケア後は、ソックスをはいて。ヌルつきをカバーするとともに、潤いを逃しません。かかとのみのソックスなら、そのまま寝れば保温効果もばっちり」（上野さん）

「ウェットスーツ素材だから、水分も体温も逃さない」（上野さん）。uka ヒールモイスチャー メアリー ￥5500／ウカトーキョーヘッドオフィス

撮影／久々江満　イラスト／ボブa.k.aえんちゃん　取材・原文／谷口絵美　※BAILA2022年6月号掲載