時間がない朝でも、ズボラ感が残ったままのメイクで出勤するのはNG! ベースメイク後は雑さが出やすいフェイスラインをなぞる、眉を描いたら線をブラシできちんとぼかすなど、ほんのひと手間を加えるだけで手抜き感ゼロに。今回、ヘア&メイクpaku☆chanさんが、磯山さやかさんと一緒にレクチャーしてくれました!
ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chanさん
ThreePEACE所属。理論的かつわかりやすいメイク術に、あらゆる女性誌、美容誌で常に特集が組まれるほど。
【ポイント1】ベースメイク
ムラになりやすいベースは側面を注意!
「雑さが自分に見えず、人目にはつくポイントといえばフェイスライン。下地やファンデーションがたまりやすいので、忘れず確認を。手やスポンジでサッとぼかすひと手間が大切」
意識してなぞるだけで差が!
“正面”から外れるフェイスライン沿いと目じり・口角のきわもついでに確認
【ポイント2】パーツメイク
時短メイクでも丁寧にぼかすのは絶対!
「ズボラ感が目立つパーツが眉と頰。線で残っていたり、メイクが浮いていると、焦った感が顔に出てしまうことに。丁寧な印象は、3秒あればすむ“なじませ”次第でつくれます!」
マスカラにアイライン、「黒モノ」は省くが勝ち
マスカラやアイライナーが怖いのは、手もとがくるってガタついたり、まぶたにつくリスク。急ぐときは潔く省略するか、黒以外の肌なじみのよい色にチェンジ。
《眉》
【NG】線が残ったままのアイブロウ
眉がぼかしきれておらず、線が残ったまま。“描いた”感が目立ってしまい、不自然な印象
【OK】ブラシできちんとぼかして
粉を払ったブラシで、全体をシャシャッとなぞってぼかす。最後にこのひと手間は絶対!
《頰》
【NG】色がつきすぎて“おてもやん”状態
チークをとった指でそのまま頰に広げてしまうと、濃く色づきすぎてしまう可能性が!
【OK】力みすぎない指でなじませる
人さし指で頰にチークをのせたら、薬指で広げ、中指でならす。色浮きせず自然になじむ
撮影/野田若葉〈TRON〉 ヘア&メイク/paku☆chan〈ThreePEACE〉 モデル/磯山さやか 取材・原文/谷口絵美 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2020年4月号掲載
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