2023年春おすすめのメイクにTRY! ヘア&メイクアップアーティスト林由香里さんと美容エディター&ライター森山和子さん、二人の気分から読み解く、新・春メイクの見本帳。今回は、リップを主役にしたメイクをご紹介。
リップが主役のメイク
林 マスク生活で最近は目もとが主役だったけど、再び派手なリップを塗りたい気分!
森山 その気持ち、わかりすぎるよ~。
林 これぐらい鮮やかなリップのときは、あえて目もとはグレイッシュなラインでシンプルに抜け感を出して、チーク位置を高めに。そうすると唇が独立して主役になるの。
森山 簡単なのに新鮮なバランスになるね。
使ったのはこれ!
《A》ネオン発色のツヤを抑えたマットピンク。ルージュ アリュール ヴェルヴェット 43 ¥5500/シャネル
《B》繊細なラメが泳ぐシアーなくすみブルー。キスミー ヒロインメイク プライムリキッドアイライナー リッチジュエル 04 ¥1540/伊勢半(KISSME)(1/23限定発売)
《C》林さん絶賛の白すぎないアッシュグレー。キャンメイク オフするんマスカラ 04 ¥748/井田ラボラトリーズ(1/31限定発売)
《D》肌がふわりとパウダリーになるコーラルベージュ。エクセル シームレストーン ブラッシュ SB03 ¥1650/常盤薬品工業(3/14発売)
《E》ミルキー×くすみトーンで手もとがあか抜ける、若草を想起させるセージグリーン。ネイルポリッシュ 137 ¥1980/THREE
HOW TO
EYE: アイシャドウはあえて塗らず、上まぶたのキワに透けるグレイッシュブルーの《B》でアイラインを引く。上まつげのみにアッシュグレーのマスカラ《C》を塗り、下まぶたは何もつけず抜け感をキープ
CHEEK: 目尻下の頰骨の高い位置に、チークの《D》をブラシでふんわりとなじませる。目もととチークを引き寄せるイメージで
LIP: 《A》を一度直塗りした後、リップブラシで輪郭に丸みを持たせるようにぼかす
NAIL: 《E》を一度塗りで軽めに仕上げる
ヘア&メイクアップアーティスト
林由香里さん
トレンドをひとさじ加えた洒落感のある仕上がりは、モデルにもファンが多い。
美容エディター&ライター
森山和子さん
国内だけでなく、韓国や欧米の気になるアイテムを空輸するほどのコスメ好き。
カットソー¥17600・ワンショルダーニット¥38500/エンケル(エスロー) イヤリング¥17600/リキッド
撮影/橋口恵佑(物)、野田若葉(人) ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/辻村真理 モデル/森絵梨佳 構成・原文/森山和子 ※BAILA2022年2・3月合併号月号掲載