働く30代が今なりたい“圧はないのに意志はある”眉の正解、「薄アーチ眉」。メイクが決まれば即旬顔になれるアイブロウだけど、失敗や悩みどころが多いパーツでもあります。そんな眉迷子さんのために、ヘア&メイクアップアーティスト林由香里さんが眉メイクの疑問アレコレに回答してくれました。知っておけば眉メイクの失敗が減るはず!
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ヘア&メイクアップアーティスト
林由香里さん
その人が持つ個性と最旬トレンドのかけ合わせで、まだ見ぬ新たな魅力を引き出す。ロジカルなテクニックであらゆるメディアで活躍。
Q.暗めヘアに似合う眉マスカラは?
A.グレージュなら洒落る上になじみます!
「黒よりもやわらかくなじむグレージュのマスカラがおすすめ。赤みにも黄みにも寄らないニュートラルな色なら、暗めの髪色と合わせてもギャップが生まれにくく、それでいてほどよい抜け感が出て今っぽく仕上がります」(林さん・以下同)

ダークなのに眉に抜け感が宿る、唯一無二のなじみグレージュ。ケイト 3DアイブロウカラーZ BR-7 ¥935(編集部調べ)/カネボウ化粧品
Q.太さの基準は?
A.自眉をちょっとオーバーにするぐらいがGOOD!
「薄アーチ眉は薄い色を重ねる分、自眉より若干太めをイメージすると好バランス。ベストな太さを探るためには、自眉ジャストの太さからスタートして、徐々に肉付けするように太くすると、失敗せずにピッタリの太さを見つけることができるはず」
Q.失敗したときのリカバリーは?
A.スクリューブラシを使えば自然になじみます
「ペンシル、パウダー、マスカラのどの工程でも、つけすぎたりムラになったらスクリューブラシの出番です。毛が硬めでコシのあるブラシでささっととかせば、つけすぎたテクスチャーをオフすることができます。毛を上に向けてとかすのがコツ」

スリムなブラシで、眉毛の毛流れを整えながら、色を繊細にぼかして優しげ印象の眉に。ブラッシュ 11 ¥1320/エレガンス コスメティックス
Q.眉頭がうまく描けません!
A.眉中央から描くと濃淡のバランスがアップ
「描き始めがいちばん色が濃くなるので、毛が密集している眉中央から描き始めるのがポイント。特に眉頭が濃すぎると圧が強くなってしまうため、最後に眉中央からぼかす程度で完了してOK。ペンシルで濃淡をコントロールするのが難しいなら、全体をふんわり色づけるパウダーから始めてみて」
Q.まず一品チェンジするなら何にすればいい?
A.多色かつ、明るめの色がある眉パウダーがベスト
「眉のベースとなるパウダーをアップデートすれば、誰でも抜け感のあるやわらかな眉になれます。自眉に合わせてブレンドできるように、ハイトーンからロートーンまで色が豊富にそろったパレットがベスト。『ルナソル』は付属ブラシも優秀なので、ひとつ持っていて損なし!」

パールがひそむ高密着パウダーで、さりげない立体感を演出する。ルナソル スタイリングアイゾーンコンパクトN 01 ¥6050/カネボウ化粧品
撮影/原田凌佑 取材・原文/野崎千衣子 ※BAILA2026年1月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。


























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