美容担当の編集&ライター二人が“意気投合”した新作メイク&スキンケアをご紹介。今回は、進化を遂げたソフィーナ iPの「ベースケアセラム」&ツヤッと高揚感の漂う血色をもたらしてくれるディオールの「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ」他、秋の最新アイテムをピックアップ!
1.ソフィーナ iPの土台美容液&ディオールのチークをレビュー
炭酸で仕立てた最新鋭の美肌を、優美な血色感で飾るスペシャルな冬の訪れ
編集スガコ&ライター 石橋里奈
編集スガコ(右)
重くなってきたまぶたをスッキリさせるためのスキンケアとメイクテクを渇望!
ライター 石橋里奈(左)
肌の“夏枯れ”を引きずったまま乾燥シーズンに突入。保湿系の大本命、探究中。
【SOFINA iP】ベースケアセラム〈土台美容液〉
第一印象で“ベスコス”に投票するって決めちゃいました
ロングセラーの土台美容液がこの秋、グレードアップして新登場。毛穴の約20分の1サイズの濃密な炭酸泡が肌の奥まで浸透して複雑な大人の悩みに働きかけ、つるんとなめらかに。使うほどに健やかな肌サイクルを目指せると、美容識者の間で話題沸騰中。90g ¥4950/花王(11/4発売)
石橋 ねえ、スガコ……ソフィーナiPの「ベースケアセラム」の素晴らしさ、エベレスト級じゃない?
スガコ 前作も素晴らしかったのにさらなる進化を遂げるなんて、花王さんの企業努力にほかならないよね。
石橋 大人になると肌に関する悩みってひとつにしぼれないじゃん? 乾燥もくすみもキメの乱れもハリのなさも、悲しくなるくらい全方位的にお悩みに包囲されて嘆きの日々なんだけど、この子はそのすべてを底上げしてくれるってわけ!
スガコ 炎症を鎮めてくれたり、ハリの源といわれるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成に働きかけてくれるから「エイジングサインが何か?」って余裕が生まれる。
石橋 でもって、この濃密な炭酸泡がとにかくスゴいんだよね?
スガコ まさしく。まずサイズが毛穴の約20分の1という驚くべきミクロンなのよ。さらに、この炭酸泡には“炭酸サーバー泡”みたいに炭酸を増やし続ける技術が搭載されたことで、これまで以上に肌のすみずみまでぐんぐん浸透するの。血流量なんて約1.3倍もアップするといわれているらしいよ。あーこの全容を語るには尺が短すぎる。続きはHPをぜひチェックしてほしいよね!
【DIOR】ディオールスキン ルージュ ブラッシュ 211
ホリデーシーズンが待ち遠しくなるとっておきの血色感、シルブプレ!
パリの象徴ともいえる“チュイルリーガーデン”からインスパイアされたサテン質感のヌーディなローズ。その名のごとくルージュのように顔つきを高揚させてくれるのが魅力。庭園の様子を繊細に再現したデザインもエレガント。¥7480/パルファン・クリスチャン・ディオール(11/3限定発売)
石橋 ツヤとハリにあふれた“土台”を手に入れたところで使いたいチーク、見つけちゃった。ディオールのホリデーコレクションより「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ」。
スガコ 消えちゃうとわかっててもこの繊細な刻印がたまらんのよ♡
石橋 インスパイアされたというおパリのチュイルリーガーデンの光景が目の前にまざまざと広がるよね。
スガコ そして使うのはもったいないと思いつつ肌にまとうとふわっと、ツヤッと高揚感の漂う血色をもたらしてくれるから、新しい朝が来るたび使わずにはいられなくなる!
石橋 パウダーとは思えないほどシルキーなテクスチャーですし。
スガコ 個人的にはハイライト感覚で薄く広めに入れるのがイチ押し。
石橋 美素肌×リュクスな上気感でこの冬は、自分史上最高に盛れそう。
2.秋の新作スキンケア3選
【DECORTÉ】リポソーム アドバンスト パープルリボン セット 2023
一滴に1兆個の美肌カプセルを閉じ込めていることで大人気の「リポソームアドバンストリペアセラム」の現品と、同シリーズのアイセラムとクリームがセットになったスペシャリテ。¥16500/コスメデコルテ(11/1数量限定発売)
石橋 どんなにお疲れぎみの日も一瞬で肌を潤いで満たしてハリとツヤをもたらしてくれる大好きなシリーズがこのプライスで手に入るなんて狂喜乱舞なんですけど!
スガコ 名品がこんなにお得に試せるチャンス、激レアです。
【ONE BY KOSÉ】リンクル ダブル リペア
肌の色に溶け込みながらトーンアップするピンクベージュ系のスティック状美容液。シワ改善、ホワイトニング、保湿がコレ一本で。(医薬部外品)¥2970(編集部調べ)/コーセー(11/1発売)
スガコ 朝はピンとしていたはずなのに夕方になると突如出現するチリチリした小ジワを瞬間、ソフトフォーカス。
石橋 メイクの上からササッと足すだけで肌がツヤッとなめらかになってケアまでできる秀作。持ち運びにも便利。
【clé de peau BEAUTÉ】ラ・クレーム
圧倒的なハリとツヤで肌を満たす伝説のクリームが、ケイティ ロジャースとのコラボパッケージに。(医薬部外品)30g¥66000/クレ・ド・ポー ボーテ(11/21数量限定発売)
スガコ 夜の肌メカニズムに着目したハイパフォーマンスなクリームがドレスアップ。あらためて、お値段以上の実力!
石橋 コクのあるクリームがみずみずしく肌になじんで透明感あふれるしなやかな肌に。使うたび、感動もひとしお。
3.秋の新作メイクアップコスメ8選
【THREE】ネイルポリッシュ(右)X65・(左)X62
クリムトの「接吻」にインスパイアされたゴールドがキーカラーのコレクションからゴールドが瞬くブルーとシックなホログラムカラーが降臨。各¥1980/THREE(限定)
スガコ どちらのカラーもゴールドが基調になっているから肌にスッとなじんで手肌まで美しく仕立ててくれる。
石橋 X62のブルーはアンニュイでモードな気分に浸れて最高。X65はソロでもレイヤード使いしてもおしゃれ。
【CHANEL】デュオ プードゥル ルミエール
“アールデコ”にオマージュを捧げたコレクションにエントリーしたフェイスパウダーは、きらめきも刻印も可憐にしてラグジュアリー。¥10450/シャネル(10/27数量限定発売)
石橋 イヴニングドレスみたいなスパンコールのモチーフに心ときめきまくり。輝きもジュエリーみたいでうっとり。
スガコ 肌をツヤッとさせるのもいいし、おめかしする日のデコルテやまぶたにトッピングするのもドラマチック。
【NARS】エンドレスナイツ アイシャドーパレット
マット、シマー、メタリック、スパークルの4つの質感×魅惑的な9つのシェードをシャイニーゴールドのパレットにセット。¥7150/ナーズ ジャパン(10/27数量限定発売)
スガコ 攻めてるカラーチャートなんだけどリアリティがあって、組み合わせ次第でまぶたをノーブルにもアップテンポにも彩れるのが素敵。美発色なのになじみもいいの。
石橋 その名のとおり、パーティにピッタリのテイスト♡
【ADDICTION】ホリデー アディクション ブラッシュ パレット “アンノウン ファミリア”102 Undream
スパークル、パール、マット、3つの質感で織り成すハイセンスな6色。魔法みたいにきらめくカラーに心が躍りだす。¥8580/アディクション ビューティ(10/27限定発売)
石橋 パッと見、グリーンやライラックがエッジィな気がするんだけど、ブラウンをベースにレイヤードしてあげると目もとに溶け込んでくれる上に唯一無二の存在感を演出!
スガコ オンオフどちらにも使えて違う印象を楽しめそう。
【shu uemura】バタフライダガー アイシャドー パレット
©L/S,JOJO SO
『ジョジョの奇妙な冒険』の“ストーンオーシャン”とコラボしたファンタジックなアイパレット。美しく奇妙な目もとを楽しんで。¥7920/シュウ ウエムラ(11/1数量限定発売)
スガコ パールとメタリックカラーが偏光系で角度によって光り方やニュアンスが変わるところがいい意味で“奇妙”。
石橋 締め色が右下のキラキラブラウンでガッツリ塗っても抜け感が出るからメイクを組み立てやすい。パケもアゲ。
【est】ピュア クラリティ モイスト リップスティック 02
ウグイスの澄んだ声色を思い描いてクリエイトされたローズレッド。ヒアルロン酸とピュアカラーパール配合で、ふっくらフレッシュな唇にスイッチ。¥3850/花王(11/10数量限定発売)
スガコ “薄膜ピタ”な塗り心地でいい意味でくすんでいて唇ごと顔つきをフレッシュにしてくれるところに夢中。
石橋 リップクリームいらずの保湿力も助かる。デイリーに使える好印象リップはまさに"素敵先輩"の相棒だね。
【Fujiko】足しパレ バイユア限定カラー
韓国のナチュラルコスメブランド「ByUR」の大ヒットアイテム「セラムフィット ボリューミンググロースティック」から着想を得て完成。¥2090/かならぼ(11/20限定発売)
スガコ いちばん右のバームハイライトで出せるぬれツヤ感が“ByUR”とのコラボってカンジ。そして今回も捨て色なし!
石橋 透明感と血色感とふんわりとした陰影がこれひとつでかなうもんね。個人的にブラウンは眉毛にも使えて超重宝。
【LUNASOL】フラッシュクリエイター(右)EX13・(左)EX12
EX12はパールが星くずみたいにチラチラと輝くパープル。EX13はメタリックな偏光発色がスタイリッシュなオレンジベージュ。各¥3300/カネボウ化粧品(11/24限定発売)
スガコ 透け感があるのに深みもあって、その中を繊細なパールが瞬いている幻想的な発色にときめいてしまった!
石橋 ツヤときらめきを楽しむアイライナーにしてもいいしぼかしてシャドウにしたりまつげにのせるのもおすすめ。
撮影/魚地武大〈TENT〉 イラスト/中村千春 取材・原文/石橋里奈 ※BAILA2023年12月号掲載