「うわ、肌が疲れてる…」という日に、美プロが頼りにしているコスメをご紹介。“どんよりくすみ”が気になるときは、ピンク系のパウダーや下地を使う人が多いようす。ピンク系の下地は顔だけでなく首やデコルテまでしっかり塗るのがコツなのだとか。
美容エディター 前野さちこ
「肌悩みアレコレは8割下地でカバーしたい」
敏感肌ゆえ、重ため質感は苦手。細胞から元気に見せてくれる保湿力が欲しい。
「敏感肌なので、厚塗りにカバーするとかえって浮きがち。ある程度スキンケア延長の下地で肌をボトムアップしたい!」
「乾燥ぐすみを瞬時に晴れやかに」
「ピンク+パープルで透明感を」。ナチュラグラッセメイクアップ クリーム シアーモイスト SPF40・PA+++ 30g ¥2800/ネイチャーズウェイ(限定品)
美容エディター 森山和子
「毎日違うアイテムで肌状態を常に安定化」
内側は潤いを含んでいて、でも表面はサラリとした風通しのいい肌がタイプ。
「コンディションは毎日変わるので、さまざまな状態に合わせたスタメンを待機。肌と相談しながらアイテムを選んでいます」
「発光するような白ピンク肌に♥」
「チークベースとして仕込んでおけば、もともと色白風な透明感をGETできちゃう」。チークポリッシュ14 ¥2800/アディクション ビューティ
美容ライター 石橋里奈
「スキンケアで土台を整えてアラを目立たせない」
ツヤ肌というよりも、触れるとサラサラしてそうな清潔感がある肌を目指し中。
「重ねてカバーしようとするのではなく、スキンケアの段階で土台を整えておくと、肌が安定&コスメも最小限に」
「ひとはけで老けない魔法のパウダー」
ディオールスキン ミネラル ヌード ルミナイザー パウダー 02 ¥5500/パルファン・クリスチャン・ディオール
美容ライター 谷口絵美
「厚塗りにならずに肌悩みをカバーしたい」
毛穴レス肌を目指して、日々奮闘中。ただし、ベースはカバー<透け感重視。
「最近の悩みは毛穴&皮脂テカ。とはいえあまり厚塗りカバーはしたくないので、自然に悩みを解消してくれるものを」
「なくしかけた(?)ピュア感がそこに」
「チークとしてよりも、フェイスパウダーのように頰全体にふわ〜っと」。プレスト チークカラー N16 ¥5300/レ・メルヴェイユーズ ラデュレ
美容ライター 浦安真利子
「肌悩みをアラととらえずポジティブに変換!」
まるで素肌……?と錯覚するような、素肌になり代わってくれるベースが好み。
「くずれても慌てない肌でいたいので、クマや赤みなどのアラと思われる部分は、隠しすぎず、生かすのがモットー」
「肌のきめが整いワントーンアガる」
「どんな肌状態でも、これさえあればな私的No.1名品」。ナチュラグラッセ スキンバランシング ベースSPF31・PA++ 25㎖ ¥3200/ネイチャーズウェイ
ヘア&メイクアップアーティスト paku☆chan
「スキンケアや薄づき タイプでさりげなくカバー」
潤いをしっかり含んだツヤ肌が好き。たっぷり塗ると老けるので薄づきベース派
「敏感肌なので、実はトラブルが起きやすいタイプ。厚塗りにすると老けるので、お悩みカバーもナチュラルさが大切」
「お疲れ肌のカンフル剤的存在」
「疲れたくすみも落ち感も、パーンと晴れやかに、キュッと持ち上げ」。AQ エッセンス グロウ プライマー SPF25・PA++ 30㎖ ¥7000/コスメデコルテ
ヘア&メイクアップアーティスト 林由香里
「疲れてるという状況になるべく持っていかない」
コントゥアやカバーをしていても、していない風に装うナチュラル仕上がり推し。
「体の内外デトックスを心がけるようになったら、肌トラブルが起こらなくなりました。自然とベースも薄くなった!」
「くすみ飛ばしには首まで塗りがおすすめ」
(左から)ラトゥー エクラ ファンデーション プライマー N SPF20・PA++ 30㎖ ¥4000/ポール & ジョー ボーテ モデリング カラーアップ ベース OR200 SPF25・PA++ 30g ¥4500/エレガンス コスメティックス
ヘア&メイクアップアーティスト 河嶋 希
「美肌のカギ“透明感”を損なわないかがポイント」
その日のメイクや気分で肌質感は変えたい派。どの質感でも透明感はマスト!
「お悩みは肌に透明感があれば、ある程度は飛ばせるので、アイテム選びは透明感があったりツヤを消さないものを」
「血色が出てピンク色の肌に」
「顔だけが浮かないためにも、首やデコルテまでしっかり塗るのがコツ」。ル ブラン ラ バーズ オーキデ SPF40・PA+++ 30㎖ ¥6000/シャネル
BAILA編集 スガコ
「肌を疲れさせないミニマムカバーでご機嫌肌に」
機嫌のよさそうな肌が理想。ツヤ、透明感、血色、清潔感は備えておきたい!
「皮膚が薄く不調が肌に出やすい。けれどガッツリ隠すと悪目立ちするタイプなので、いかに自然になじませるかが勝負」
「くすみ?気にしてません」
「赤みが強く、血色感が消えないタイプ。小鼻まわりの赤みは抑えつつもこの血色は生かす方向で」
BAILA編集 ナベ嬢
「アラは消さずにいつだってライブ感重視」
隙がなくなると老けて見えるので、シミ・シワはご愛嬌。とにかくツヤ第一主義!
「透明感さえあれば、シミやシワだってチャームポイントに。ライブ感が出たほうがいいから、生っぽいツヤ肌主義!」
「化粧水前仕込みで 一日中ツヤ肌に」
「ハイライトいらずでおのずと発光してくれる」。カプチュール ユース グロウ ブースター 30㎖ ¥11500/パルファン・クリスチャン・ディオール
撮影/瀬津貴裕〈biswa.〉(人)、久々江満(物) スタイリスト/大島有華 取材・原文/谷口絵美 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2019年10月号掲載