寝たり保湿ケアをすれば消えていた小ジワが消えない…そんな肌のサインを感じたら、エイジングが進む前に最新コスメで手を打つべし! シワのあれこれをケアできる最新コスメを美容のプロが選定しました。
シワが消えなくなってきた!
こんなところにいつの間にシワが。抗シワ用美容液って本当に効くの? どれを使えばいい?
問題:けっこう、深刻な表情ジワ、まだ間に合いますか?
答え:深い折りジワもレチノールで改善
クレ・ド・ポー ボーテ セラム リッサーリッズ S
「医療現場でもよく選択されるレチノールを配合。コラーゲン産生を促し、柔軟性やふっくら感が復活。劇的な変化に驚きました」(松倉クリニック代官山院長・貴子先生)、「塗ったそばからハリを感じ、手ごわい眉間ジワ、目じりのカラスの足跡ジワの溝が浅くなり、線が短くなるのを実感中。純粋レチノールの威力とそれを生かしきる技術に感服」(美容ジャーナリスト・小田ユイコさん)
効果は高いけれど取り扱いの難しい純粋レチノールを安全に安定的に使用できるかたちに。定着ジワにも改善の兆しが。(医薬部外品) 20g ¥30000
問題:敏感肌なので攻めの美容液はしみそうで怖い
答え:オイルベースで刺激を回避
ディセンシア アヤナス リンクル O/L コンセントレート
「肌を包み込むような“やさしさ”と、効果を実感できる“攻め”。今どきの敏感肌コスメはこの二つを備えたものがあります。あきらめないで」(美容家・小林ひろ美さん)、「敏感肌なのに、シワケア? 攻めているようで実はトラブルになりづらい肌を育ててくれるオイル状の美容液。角層を上手に育てつつ、肌にハリをもたらします」(トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん)
日本初の敏感肌用シワ改善美容液。角質層と真皮層の二層に届く処方で顔全体のシワをケア。¥6500
問題:スマホのせいかうつむきジワがハンパないです、涙
答え:スマホのうつむきジワ対策に
DEW リンクルセラム
「スマホに映り込むうつむいた顔こそ10年後……。シワケアは今あるシワだけでなく、奥に弾力やハリを仕込めるようなケアがいい。同時にうつむき姿勢にも注意」(美容エディター・松本千登世さん)、「まぶたや頬が脂肪の重みに耐えかねてできたシワをナイアシンアミドとヒアルロン酸の力でパンプアップ。目の下のシワは指でプレスして」(美容ジャーナリスト・小田ユイコさん)
シワ改善の有効成分ナイアシンアミドにヒアルロン酸や3種のオイルを組み合わせ、より深く効く処方に。(医薬部外品)20g ¥5800(編集部調べ)/カネボウ化粧品(11月1日発売)
問題:シワもハリのなさも気になります
答え:ヒアルロン酸との併せワザでハリケアも
KANEBO リンクルリフトセラム
「シワをなくしてハリも欲張りたいなら、これ。溝をふっくら持ち上げながら、わき出るようなハリがはぐくまれる。マイナスを0に戻すだけでなく、プラスに変える美容液」(美容家・神崎 恵さん)、「まろやかなテクスチャーの美容液によってシワが豊かな潤いで満たされていく感覚。くっきりジワがやわらいで肌全体がハリ印象に」(美容ジャーナリスト・鵜飼香子さん)
シワ改善有効成分ナイアシンアミドのほかに代謝の早いヒアルロン酸にもアプローチ。通常のシワ美容液では8 週ほどかかる効果実感を4週間で。20㎖ ¥13500/カネボウ化粧品
問題:抗シワ美容液ってマストですか?
答え:デイリーケアでもシワケアOK
ルシェリ リンクルリペア ローション(右)・エマルジョン(左)
「美容液を使い始めてほしいけど続かないのはもったいない。それならいつも使う化粧水と乳液にシワ改善効果があるものを使うのはどう? 肌全体がパンプアップして小ジワが気にならなくなります」(トータルビューティアドバイザー・水井真理子さん)、「いちいちシワをなぞるように美容液を塗っている暇なんてないっ、その気持ちわかる! いつものケアで、使うほどにつるりんぷるりんな立体ハリ肌に」(美容ライター・長田杏奈さん)
薬用シワ改善化粧水&乳液。(右)160㎖ ¥3500・(左)120㎖ ¥3800(ともに医薬部外品 価格は編集部調べ)/コーセー(EC先行発売中 10月16日発売)
問題:ケアはしたいけど高額だと続けられません
答え:待望の中価格帯抗シワ美容液
オルビス リンクルホワイトエッセンス
「増税後も¥5000でおつりがくる。このシワ改善力とコスパのよさ、シワケアは連打が大事なので途切れさせずに使うなら、これ」(美容ジャーナリスト・小田ユイコさん)、「シワ改善だけでなく美白効果も備え、かつなめらかなテクスチャーだから、目もと、口もと、額に眉間、そして首もとまでケアしやすい。続けやすいから効果が早い!」(美容エディター・松本千登世さん)
ひとつの成分でシワ改善と美白にアプローチ。コスパのよさに感激。(医薬部外品) 30g ¥4500
撮影/久々江満 イラスト/沼田光太郎 取材・原文/平 輝乃 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2019年11月号掲載