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【ほうれい線ケア】知っておきたいほうれい線の3タイプ!

少し前までは気にもしなかったほうれい線。30歳を過ぎると、鏡に映る自分の顔にショックを受ける女子が多いようです。そこで今回は、ほうれい線の正体や今必要なほうれい線対策を専門家にお聞きしました!

笑いジワとほうれい線ってどう違うの?

楽しく笑った女子会帰り、いつもよりほうれい線が目立つ…!?

ほうれい線は3タイプに分けられる

お話を聞いた方

慶田朋子先生

慶田朋子先生


銀座ケイスキンクリニック院長。常に最新の美容理論をアップデートしつつ、正しいケア方法を提案。メスを使わずに照射や注入で若返りを図る施術が評判。

知っておきたい!ほうれい線はこの3タイプに分けられる!

《1》皮膚たるみ型(S型)
鏡を持って下を向くとほうれい線が深くなり、上を向くと浅くなるのはこのタイプ

 

《2》骨くぼみ型(B型)
もともとの骨格で小鼻の横がくぼんでいるタイプ。 加齢で皮下脂肪が減ることでより目立つように

 

《3》筋肉型(M型)
ほうれい線を動かす筋肉の力が強いと口輪筋の付着部の皮膚が巻き込まれるため目立つ。顔の筋肉はやみくもに鍛えないこと

 

※この3タイプのうちの2つまたは3つが合わさった複合型もある

ほうれい線は筋肉と皮膚の綱引き

ほうれい線は肌表面の皮膚とその下にある筋肉が綱引きをしているようなもの。皮膚にピンとハリのある若いころは筋肉に多少、引っぱられてもすぐにもとに戻ります。しかし、皮膚のほうが筋肉より老化が早いため、筋肉の引っぱる力が強くなるとほうれい線が深くなります。顔の皮下脂肪も肌のハリを保つために大切なものなので過剰なダイエットは控えるべき。

表情ジワ&たるみ対策は30歳になったらマスト

ほうれい線は表情ジワの要素もありますが、目じりのシワなどと違って、頰のたるみの影響がダイレクトに出てしまうもの。一度たるんでしまったものをリカバーするのはなかなかに困難です。ほうれい線が目立ち始めたな、と思ったら抗シワ美容液などでケアすることはもちろん、紫外線や近赤外線を避ける、タバコなど酸化ストレスを減らす、適正体重を保つなど“たるみにくい生活”へ意識を改善することが大切です。

角層の柔軟性を保つ水分&油分を補うケアを

水分と油分に満たされたしなやかな肌はシワになりにくく、逆に乾燥した肌はシワの折り目がつきやすい。だから角層の柔軟性を保つスキンケアが大切です。また真皮と筋膜をつなぐ偽性靱帯というコラーゲンの束はとても細く切れやすいので、たるみを引き上げようとゴリゴリとマッサージするのはもってのほか。触れるときは繊細なタッチを心がけて。

トップス¥17000/ノーリーズ&グッドマン銀座店(ララージ) イヤリング¥2000・リング¥1800/ゴールディ

撮影/花村克彦 ヘア&メイク/藤本 希〈cheek one〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/岡本あずさ 取材・原文/平 輝乃 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2020年3月号掲載

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