【神崎恵の美容辞典】入浴・ネイル・のどケアetc.神崎さんの美意識が詰まった「な・に・ぬ・ね・の」

美容法のみならず、着こなしやライフスタイルでも圧倒的な支持を集める神崎恵さんを大特集！　コスメ、テクニック、思考法や人生観まで、今知りたい“神崎恵”のすべてを辞典に編纂しました。今回は、入浴・美容液・のどケアといった神崎さんを解剖するワード「な・に・ぬ・ね・の」をお届け。

原動力

美容家としてなんとか仕事がいただけるようになってきた頃、神奈川県から都心まで毎日通う生活をしていました。朝、歩いて数分の実家まで息子たちを預けに行くと、「ママいってらっしゃい、早く帰ってきてね」って、二人で手を振って送り出してくれて。あの情景が今も目に焼きついていて思い出すたびに涙があふれてきます。寂しい思いをさせる分、お金稼いで帰ってくるからねって、「この仕事で絶対成功するんだ！」と心に誓ったことは一生忘れません。その思いが私を支えてくれています。

心と体をときほぐす大切な時間

毎日必ずつかります。時間のないときは15分、長いときは韓流ドラマを見ながら1時間（笑）。入浴剤もマストで、その日の気分でセレクト。デトックスにはBARAKA、癒されたいときはアロマセラピーアソシエイツのアソートタイプ。むくみを流してスッキリしたいならポールシェリー！

生き物としての余裕が生み出すもの

大人になると、意外と足すことのほうが大事だったりしませんか？　抜こう抜こうとした結果、手抜きに見えたりして。スーパーモードで超キメキメでも抜け感があるように見えるのは、結局その人のスタイルというか。おしゃれのバランスはもちろん大事だけど、究極「私、これでいいよね」という余裕が、抜け感になるんだと思う。

季節を問わず、加湿＆殺菌

声を大事にしたいのに、のどは弱いのでケアが必須。なるべく乾燥させないように加湿して、飲み物は常温で冷やさないように。プロポリススプレーも欠かせません。

モデル／神崎 恵　撮影／柴田フミコ（人）、ISAC〈SIGNO〉（人）、ケビン・チャン（物）　ヘア／shuco〈サード〉、工藤由佳・津村佳奈〈Un ami〉　スタイリスト／石関靖子　取材・原文／中島 彩　※BAILA2023年5月号掲載