【30代エイジングの手なづけ方】たるみを予防！「ブルドッグ型」の人におすすめのスキンケアコスメ7選

2度目のお肌の曲がり角に直面している30代の私たちは今、エイジングケアの岐路に立っている！　“潜在エイジングワンコ”のタイプが「ブルドッグ型」の人におすすめのスキンケアコスメを紹介。これから起こりうる「たるみ」を回避して。

「たるみで注目すべきは筋肉と真皮。表情筋と立毛筋の衰えや、真皮基盤構造のぐらつき、真皮に存在する線維芽細胞の老化によるコラーゲンなどの生成力の低下。これら色々な要素が相まって、たるみ症状として表層化。30代からは筋肉＆真皮ケアが大切になってきます」（一見さん）、「急激なダイエットなどで顔がやせると、肌のたるみが現れやすくなります。“やせ方”にも気をつけたほうがいい世代だという認識を」（小田さん）

「昨今、注目なのが毛穴まわりに存在する“立毛筋”。鳥肌が立つときの筋肉です。これが加齢によって衰えることで重力にあらがえなくなっていくことがわかりました」（一見さん）、「炭酸ケアと幸せホルモンにも注目。コラーゲンを生み出す力をアップさせてくれるなど、たるみ対策に関与することを発見」（小田さん）

「“潜在エイジングワンコ”のタイプで“肌老化はクセの定着”とお伝えしましたが、裏を返せば、いいクセを覚えさせればよいのです。耳にかけるタイプのシートマスクはリフトアップした引き上げ状態を、肌と脳に定着させるのに有効です」（小田さん）

「忙しいバイラ世代は睡眠の質が悪くなりがちです。夜、寝ている時間帯に合成が活発になるメラトニンが、炎症や酸化のダメージから肌を回復させる働きがあることも発見されました。スキンケアや生活習慣の見直しで、抗炎症や抗酸化対策も取り入れましょう」（一見さん）

撮影／さとうしんすけ　イラスト／ボブa.k.aえんちゃん　取材・原文／松井美千代　構成／渡辺敦子　※BAILA2023年12月号掲載