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【夏のスキンケア2024】夏に肌が老けるって本当? 原因と対策を医師の友利新先生に聞きました!

今年もやってきた酷暑の夏。いつもどおりのケアでは肌はエイジングの一途だけど…。肌キャラ別に攻略すれば、夏老けどころか過去イチ調子のいい肌に! 夏の間に肌が老ける理由を医師の友利先生が指南。

Q.夏の間に肌が老けるって本当ですか?

教えてくれたのは
友利 新先生

内科・皮膚科医

友利 新先生


肌のサイエンスはもちろん、最新のコスメ事情にも精通し、各メディアで美容を指南。YouTube「友利新公式チャンネル」はスーパーバイラーズたちにも大人気。

A.本当です! 特に今年の夏も酷暑が予想されるのでエイジングに加速がかかる可能性大。正しいケアが必須!

自分に合ったお手入れをシンプルに続けて、「夏老化」を賢く回避!

夏は、友利先生が勤務する美容クリニックに来院する美意識の高い患者さんにも、皮膚トラブルが多発するのだそう。

特にこの数年、日本の夏が酷暑化しているからか、肌質を問わず肌のバリア機能が乱れ、乾燥する傾向にあります。それは強い紫外線の影響と、高い気温が続くことによるダメージと、冷房による乾燥が原因。そこに、栄養不足や睡眠不足、ストレスが重なり、肌荒れや毛穴目立ち、シミ、くすみ、赤み、シワ、たるみ悩みといった肌トラブルに。複数の肌悩みが混在し、事態はとても複雑化します」

以前は夏に1歳年をとるといわれていたけれど、夏がこれだけ肌にとって過酷になった今、放置したり間違ったケアをすれば、3歳くらい老けるのも当然!

夏の間のやみくもなケアは、肌にとっての“がけっぷちな事態”に拍車をかけてしまいます。肌キャラ別に酷暑の乗り切り方は異なることを、しっかり頭に入れておいて。SNSなどで知った憧れの人のおすすめのスキンケア法を真似しても、肌がよくならないばかりか、悩みが加速してしまうケースも多いんです

肌質とお手入れマインドを加味したバイラオリジナル肌キャラ診断は、自分の肌を客観的に把握するきっかけに。

「あれもこれもと手を出さず、自分に合ったベーシックなケアを『シンプルかつ丁寧に続ける』ことが、夏老けを回避するいちばんの近道になると思います」

夏に肌が老ける5つの原因

働く私たちにとって、夏の間に避けられないかつ肌へ大きな負担をかける5大要因をまずは整理しよう。

1.日焼け

1.日焼け

紫外線量は7月から8月にかけてピークに。UVケアを怠ればすぐに肌ダメージが進み、シミ、くすみはもちろん、シワ、たるみなどあらゆる肌エイジングの原因に。雨やリモートワークの日の窓越しの紫外線、UVAによるうっかり焼けも要注意。

2.暑さ・熱

2.暑さ・熱

熱いものがあると周りが乾燥するように、高い気温が続くと肌から水分が奪われ、ターンオーバーが乱れる。乾燥肌の人はより乾燥、皮脂が多い人は古い角質がたまり毛穴詰まりに。また、同じ紫外線量でも気温が高いとシミになりやすい。

3.栄養不足

3.栄養不足

夏は暑さで、食欲とともにバランスのいい食事を心がける気力も減退し、食べるものが偏りがち。疲労を回復するビタミンB群、酸化から守るビタミンC、美肌育成に欠かせないタンパク質などが大幅に不足。大量に汗をかきミネラル不足にも。

4.冷房による乾燥

4.冷房による乾燥

酷暑の体調管理に欠かせないエアコン。でも冷房が効いた部屋は、なんと湿度が冬と同じくらい。保湿不足だと肌から潤いが奪われ、ターンオーバーに乱れが。すると肌のバリア機能そのものが低下し、潤いをキープできない肌に。

5.睡眠不足

5.睡眠不足

暑さに対応するために自律神経が働きすぎて、疲れやすくなっている夏。そこに運動不足やストレス、目の酷使などが重なり、夜もリラックスモードになれず睡眠不足に。イベントごとで飲酒が増えることや、夜寝る前の飲酒も深い眠りを妨げる。

バイラ読者に緊急アンケート!夏の肌、どうですか?

Q.夏の間に「肌が老ける」実感はありますか?

Q.夏の間に「肌が老ける」実感は ありますか?

Q.夏の間の肌悩みは?(複数回答可)

日焼け…87人
シミ・色素沈着…63人
乾燥…57人
くすみ…57人
毛穴…54人
赤み・ひりつき…46人
ごわつき…38人
ゆらぎ・敏感肌…35人
ニキビ・できもの…34人
ハリ不足…23人
たるみ…22人
シワ…22人

Q.去年の夏、どうだった?

もともと乾燥肌ですがいつも以上に乾燥しました(29歳・秘書)
汗で日焼け止めが追いつかず赤みがひどかった(33歳・看護師)
頰骨のあたりにシミが増えてしまった(涙)(36歳・飲食業)
仕事中のマスク着用で蒸れ、毛穴のたるみが加速(36歳・メーカー企画)

夏の肌は乾燥が深刻化!酷暑に耐えるUVケアも課題

実に9割近くのバイラ読者が、夏に「肌が老ける」と実感。いちばん多い夏の肌悩みは、日焼けとそれに伴うシミや色素沈着。注目すべきは、くすみや毛穴悩みという夏の肌悩みの代表選手と同レベルで、乾燥のお悩みも。友利先生が説く夏の酷暑化の影響が、アンケート結果に反映。汗、皮脂に強いUVコスメで日差しを防ぐとともに、自分の肌キャラに合ったブライトニングでシミ、くすみ対策を行い、夏も丁寧な保湿で潤いをキープすることが大事。

【2024年4月4日〜4月10日、BAILAメルマガ会員にアンケート。29〜42歳の131人が回答】

肌キャラ別の夏老化の傾向をチェック!

【肌キャラ診断】あなたはどのタイプ?まずは診断を!

A.障子肌タイプ

障子肌タイプ

エアコンでパキパキ。シワと赤み、ヤバッ
もともと皮膚が薄く乾燥しやすい肌にお手入れ熱心なマインドが合わさり、“障子”のような繊細肌に。夏もゆらぎやすく、炎症系のくすみに見舞われがち。

障子肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

B.ドレッシング肌タイプ

ドレッシング肌タイプ

テカリがくすみに。お疲れ顔が加速中
肌を優しく守ることに専念しがちで、もともとの乾燥と過保護ゆえのテカリが混在する“ドレッシング”状態。夏は加速したテカリからのくすみ、毛穴が目立つ。

ドレッシング肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

C.砂漠肌タイプ

砂漠肌タイプ

ほうれい線が深くなってきた~っ!
乾きやすい肌質とお手入れ不足のWパンチで、ますます乾燥が深刻化する“砂漠”肌。夏はエイジングの波にあらがえず、ハリのなさ、たるみやシワが深刻化。

砂漠肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

D.活火山肌タイプ

活火山肌タイプ

お手入れするほどテカリと毛穴が(涙)
皮脂がしっかり出る肌質で、さっぱりツルンを求めて過激なケアに走りがち。結果、かえって過剰な皮脂を招き、毛穴詰まり、赤みムラが広範囲に。

活火山肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

E.カルビ肌タイプ

カルビ肌タイプ

ポツポツニキビがまさかのシミに!?
皮脂はちゃんとあるのに、落とすことより与えるケアが好き。取るべき脂も取り切れず、ギットリの“カルビ”肌に。夏はニキビがシミや凹凸になりがち。

カルビ肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

F.ポテチ肌タイプ

ポテチ肌タイプ

ギトギトと乾燥で肌がゆるんだ?
皮脂が出る恵まれた肌質のため、お手入れをついサボりがち。ツケがまわって肌が“ポテチ”化。夏は表面は脂っぽいのに中は乾燥、シワ、たるみなどが出現。

ポテチ肌タイプにおすすめの夏のスキンケア

撮撮影/藤澤由加(人)、田村伊吹(物) ヘア&メイク/鈴木 翠、吉永佳代 イラスト/green K 取材・原文/小田ユイコ  ※BAILA2024年7月号掲載

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