やわらかい顔立ちを作るのは小さなコーラルチーク#賢い可愛げメイク③
人気ヘア&メイクアップアーティスト中野明海さんが指南する“賢い可愛げメイク”。第3弾は、優しい顔立ちにもハッピー感にも欠かせない、チーク。「大人の可愛げを引き出すチーク」と「イタいチーク」の違いって? アラサーのための色選びやつけこなしテクを中野さんが解説します。
大切なのは丸みと血色感。好感度の高いメイクはチークが要。
「血色感で頰の丸みを強調するチークは、やさしいやわらかい顔立ちをつくりだすいちばんの要素。 肌に溶け込む色選びと、リフトアップ効果まで狙える"塗る範囲"に気を配って」(中野さん)
頬に丸みが出るよう小さな三日月円を2往復するだけ。これでアラサーにちょうどいい血色感が。やりすぎは禁物。大きなブラシを使うと頬のつやまで消してしまうこともあるの注意。小さなブラシ、もしくは付属のブラシでもOK。
大人のチークは骨格無視のやや上めにすること。広げすぎると子どもっぽいか老けるワナ。 「人はチークを入れた位置を頰の位置と錯覚するんです。大人に必要なリフトアップ効果を狙うためにも気持ち高めの位置が正解。下にも横にも広げすぎないで。派手色を大きく入れると”イタいチーク”になるので注意」(中野さん)
「本来、チークは好きなカラーをチョイスすればいいけれど、肌なじみがいいのは、断然コーラルピンク。どんなファッションにもしっくりくるし、失敗がありません。 ご紹介する 3 色は『肌がきれいだね』と言われる、褒められ美肌チークなんです」(中野さん)
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撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉(人)、小坂茂雄(物) ヘア&メイク/中野明海〈air notes〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/比留川游 イラスト/ナオミ·レモン 取材·原文/中島彩