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1000年前から女を悩ませる...4大あるある【鼻コンプレックス】

今も昔も顔の真ん中、そして心に重くのしかかっていた悩みの種、それが【鼻】。クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろう———古代ローマの英雄を次々と虜にした、世界三大美女の一人を讃え、パスカルは『パンセ』でこんな言葉を残しています。その美鼻は、歴史を変える力すら宿していたのでしょうか!?

古今東西、鼻は常に人々を惑わせていた…

時代、国を問わずに「鼻」をテーマにした物語や名言が世にあふれていることも、人々が鼻に悩まされ続けている裏づけに。
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クレオパトラの鼻がもう少し低かったら、世界の歴史は変わっていただろうパスカル———『パンセ』 古代ローマの英雄を次々と虜にした、世界三大美女の一人。その美鼻は、歴史を変える力すら宿していた!?
まづ、居丈の高く、を背長に見えたまふに、「さればよ」と、胸つぶれぬ。うちつぎて、あなかたはと見ゆるものは、鼻なりけり———紫式部『源氏物語―末摘花』 不遇の姫君「末摘花」をひと目見ようとした平安のモテ男・光源氏。先が赤く染まった垂れ鼻に、興ざめしてしまう
五十歳を越えた内供は、沙弥の昔から、内道場供奉の職にのぼった今日まで、内心では始終この鼻を苦に病んで来た———芥川龍之介『鼻』 言わずと知れた有名作家の代表作。主人公は僧として出世を遂げるも、15㎝の長鼻のコンプレックスから逃れられず……
俺が身の程を忘れぬ限り、高貴な涙をこんな卑しい醜い鼻で、汚させるような真似はしない!———エドモン・ロスタン 渡辺守章訳『シラノ・ド・ベルジュラック』/光文社 古典新訳文庫 実在する男性を主人公にした戯曲。醜い鼻を気にしすぎて、意中の女性に告白できない主人公にヤキモキ

ズバリ、美人とは「鼻の印象が薄い人」!!! by 中野明海

大人の可愛さを引き出す名手・ヘア&メイクアップアーティストの中野明海さんも、鼻には並々ならぬこだわりが! そして、コスメティクスとメイク技術が発達した現代「この鼻さえもっと○○だったら…」は自力でかなうんです! 整形せずとも理想の鼻に近づけるテクニックは、最新号のBAILA9月号をチェックして!
イラスト/澤村花菜 原文/長田杏奈 ※BAILA2018年9月号掲載

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