ただ細いだけでなく、女性らしくしなやかなボディラインで美しく服を着こなすヨンア。そんなヨンアの、今だからこそ行き着いた美のルーティンやマインドに迫りました。
繰り返しが習慣になったとき、体は変わる。その変化を楽しみたい
「幼少期から太れない体質で、モデルになった当初はやせすぎて洋服を美しく着こなせず、悩んだことも。年齢を重ね、体質も変わった今は、トレーニングをしたり、食事にも気をつけたりするように。ただ、私にとってストレスがいちばん大敵なので、運動も食事制限も無理をしないのがモットー。コツコツ続けて、ときどき休んで。それを繰り返すことで、苦手だった運動も自分の中で当たり前の習慣に。まだまだベストと言える体ではないけれど、自分の体と正直に向き合って、変化していく様子を楽しんでいきたいな!」
ヨンアのあか抜けビューティ年表
【幼少期】何をしても太らない体質
食が細くママが心配して、漢方を処方してもらっていたほど!
【19歳】日本でモデル活動スタート
今より10kgやせ。洋服に負けてしまう体だった
【20歳】ジムで運動
運動を始めたら、ごはんがおいしく感じるようになる。体にメリハリが出る
【20代後半】ベストなボディに
自分的にベストなボディバランス
【31歳】妊娠、出産。約20kg増!
おなかがすくと気持ち悪くなる“食べづわり”もあり体重増加
【34歳】体型維持期
出産後体重は一ヶ月で戻り、現在は定期的にジムで、体力作りと体型維持
ニット¥22000・スカート(プリーツスカートとセット)¥26000 /エレンディーク 靴¥8500/ チャールズ&キースジャパン(チャールズ&キース)
Q おうちでしているエクササイズを教えて
A 子どもと遊んだりする日常がエクササイズ
「基本的におうちではダラッと過ごさず、常に動いています。なので子どもと遊んだり、家事をするだけでもいいエクササイズ代わりに(笑)。寝る前にはバイパーやストレッチポールで筋肉をほぐすのも日課。セルライト予防にも効果的なので、むくみも翌日に残らずスッキリ!」
Q 美ボディのために意識していることは?
A 鏡で全身をこまめにCHECK
「自分を客観視するために、鏡は意識的に見るようにしています。そこで大切なのが、前だけでなく、サイドや後ろ姿までチェックすること。実は後ろ姿がいちばん年齢が出やすい部分だと思うので、こまめにチェックして定期的にトレーニング。変なところにお肉がついたりしないよう気をつけています」
Q ボディのためにしている美習慣は?
A 入浴後のボディマッサージ
「昔から続けているのが、入浴後のマッサージ。ボディ用オイルや美容液を肌が乾ききらないうちに全身へ。このひと手間で、その後のボディクリームのなじみもグンと上がり、肌もふっくら。ボディクリームは香りのよいものを常備して、その日の気分で選んで、一日の終わりに癒されています」
Q ボディづくりでモチベーションが下がったときはどうしてる?
A そのまま放置!(笑)
「モチベーションが下がってしまったなら、無理にトレーニングをしてもストレスになるだけ。そんなときは、本能に従ってもう何もしない!(笑) 食べたいものを食べ、お風呂にゆっくりつかって、ただひたすら寝る。頑張ってるなら、たまにはサボることも重要」
Q 最近注力しているボディパーツは?
A バスト
「以前はボディ撮影前ぐらいにしか集中ケアしていなかったバスト。産後どうしてもハリがなくなってしまい(涙)、一念発起。バスト用クリームを塗りながら、サイドからお肉を持ってきて円を描くようにマッサージ。デコルテも忘れずに流す。これを朝晩続けていたら、ハリはもちろん、ボリューム感にも変化が。やっぱり継続は大事!」
Q トレーニングを続けるコツは?
A とにかく飽きないように時短通い
「ジムはパッと集中して30分。長々トレーニングをしたり、同じメニューを続けるのは飽きちゃうし、毎週何回必ず行くと決めてしまうのもプレッシャーに。自分のペースで行けるときに行く、ぐらいのスタンスのほうが続く!」
撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉、富田 恵(物) ヘア&メイク/河北裕介 スタイリスト/百々千晴 取材・原文/谷口絵美 構成/斉藤壮一郎〈BAILA〉 ※BAILA2020年1月号掲載