出会った瞬間、相手に「キレイな人!」と思わせたい……。そんな願いを叶えるために、人気ヘア&メイクの中野明海さんが、とっておきのテクニックを披露。毎日のメイクのちょっとしたことで、誰もが”美人印象な女性”になれるんです!
①「子どものころディズニーの映画を観ていたら、お姫さまのまぶたには縦に光のすじが入っているのに気づいて。今思えば、まなざしを立体的かつドラマチックに見せるための演出だったのだなぁと。そのことからもわかるとおり、まぶたのハイライトは丸よりもスッと縦長にのせるほうが断然キレイ。黒目の上からアイホールのくぼみにかけて、白ではなく肌なじ みのよいパーリーベージュを広げてみて」(中野さん)。(右から)みずみずしさを極めたつやめきで、表情にピュアさがあふれ出す。フレッシュグロウ ハイライティングルミナスペン 01 ¥4200/バーバリー(化粧品) 右上の繊細に輝くベージュでさりげなく惹きつけて。アイディメンシ ョナルクアッドパレット 03 ¥6000/THREE
②「まつげを見れば女っぷりがわかるもの。 ダマやバラつきとは無縁の羽のようなま つげを長時間保つために、ホットカーラ ーはひとつは持っておきたいですね。私がプロデュースした『KOBAKO』のものは、 指でまつげを押し上げたときの自然なカ ール感の再現を目指しているので、アイテム選びに迷える人がいたらぜひお試しを。折りたたみ式なので、朝のメイク時 にはもちろんお直しにも活躍するはず」(中野さん)。まつげを放射状に持ち上げるヒートパネル、 ダマを取りながらカールさせるセパレートコ ーム、くっついた毛を離すポイントコームが 一本に。2 段階の温度調節機能つき。KOBAKO ホットアイラッシュカーラー¥3000/貝印
③「ローラ メルシエの新しいコンシーラー には心から感動。アラを隠しながら光を集めてくれ、つけたあとの肌がふっくらツルツルに見えるんです。頰にアーチ状に点置きして指でのばせば、それだけでお直しは完璧。肌がプリッと上がったように。 ナーズの新作はフォギーなテクスチャーで、カバー力が高いのに肌にスッと溶け込んで見えなくなる! 立体的な卵形のスポンジにとって広範囲に薄くたたき込めば、細かなシミや毛穴も一網打尽に」(中野さん)。(右から)光の力でアラを飛ばして軽やかにカバー。ソフトマットコンプリートコンシーラ ー 全 8 色 ¥3400/ナーズ ジャパン(3月17日発売) 肌が内側からパッと照らし出される よう。キャンドルグロウ コンシーラー アン ド ハイライター 1 ¥3900/ローラ メルシエ
④「重力やたるみの関係で、頰に不本意な影ができ始める30代。うっかり小鼻のラインより下にチークを入れてしま うと、その影を強調してますます老け顔に見えてしまいます。30代のチークはどんなときも、小鼻のラインより上に入れることがマスト。目線を上に惹きつけて視覚的なリフトアップ効果もあるし、目の下のクマやくすみ隠しのコンシーラーを肌に自然に溶け込ませる役割も」(中野さん)。(右から)斜めカットでシャープなシェイプも自在。ディオー ル ブラッシュ 829 ¥5700/パル ファン・クリスチャン・ディオール 形違いのWエンドブラシで仕上がりを微調整しやすい。ヴァリアン ブラッセ(チークス)03 ¥5500/カネボウインターナショナルDiv.
0.5秒で美人と思わせるメイクは、細部のちょっとしたテクニックや正しいアイテム選びができれば、誰だって手に入れることが可能。BAILA4月号では、この他にも中野明海さんが「美人距離感」メイクのすごワザを余すところなく紹介しています。新たな人と出会う前に、ぜひBAILA4月号をチェック!
撮影/五十嵐隆裕〈SIGNO〉(人)、西原秀岳(物) ヘア&メイク/中野明海〈エアーノーツ〉 スタイリスト/辻村真理 モデル/ENYA イラスト/Yooco Tanimoto 原文/小川由紀子 文/前野さちこ