こんにちは、
スーパーバイラーズの川上瑞生です。
本日は「新しい発見をくれた本」であり、読書をしたいけれど時間がないという方におすすめの軽めの一冊をご紹介します。(私は1時間ほどで読み終えることができました。)
日常に疲れた時、大切なものを見失いそうになった時に読み返したい本です♡
「あなたは、誰かの大切な人」原田マハ著

出版社:講談社
著者:原田マハ
価格:580円(税別)
寂しさや不安を感じる30代後半〜50代独身女性が主人公の短編小説が六編入った一冊。
こちらの収録作である「無用の人」は2027年1月に蒼井優さん主演で映画化が決定しており、著者の原田マハさん初監督作品とのことです!
まるで映像を見ているように感じる原田マハさんの作品ですが、その映画化とあって、今からとても楽しみです。
その他の収録作品も読むたびに穏やかな気持ちになることができ、短編小説なので隙間時間で少しずつ読み進められるので、夜寝る前に読むのにもぴったりでした♡
中でも心に残った2つのお話をピックアップしてご紹介したいと思います。
「月夜のアボカド」 あなたの人生で最も大切な時間とは?
メキシコ系アメリカ人の友人が、60歳で結婚し4年で死別。
元夫から逃れられない中ずっと待っていてくれた一人の男性は、漸く一緒になれた4年後に亡くなった。
そんな彼女が放った言葉、
人生って悪いもんじゃないわよ。
神様は、ちゃんと、ひとりにひとつずつ、幸福を割り当ててくださいっている。
誰かにとっては、それはお金かもしれない。別の誰かにとっては、仕事で成功することかもしれない。
でもね、いちばんの幸福は、家族でも、恋人でも、友だちでも、自分が好きな人と一緒に過ごす、ってことじゃないかしら。
大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする。
笑ってしまうほど単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが、ほんとうは、何にも勝る幸福なんだって思わない?
この言葉にグッときてしまいました。
結婚して家族が増えて、幸せだけど日々時間が足りない私。友人の中には独身で20代の頃から絶え間なくキャリアアップし続けていたり、はたまた結婚して家庭に入ったり。
人生の選択をいくつも強いられてきた20代後半。あまり深く考えずにここまできてしまったけど、本当にこの道で良かったのかな?と思う時も。
30代になり親の年齢も気になってきて、親孝行できてるかな?と考えることも多くなりました。
でもこの台詞を見て、もっと簡単に考えて良いんだと、ふっと体から力が抜けたような気持ちになりました。
自分が好きな人と一緒に過ごす、食卓を共にする。きっと人生の最後に思い出すのもそんなことなんだろうなあと。
今から過去は変えられないし、変える必要はない。
この先も自分の周りの人を大切に日々過ごそうと思いました♡
(あとは最近手を抜いていた夕飯作りも頑張ろうという気持ちになりました。笑)
「皿の上の孤独」人はみな孤独になれる空間が必要
かつてのビジネスパートナーが「死ぬまでに見たい場所」と言っていた、メキシコにあるルイス・バラガン邸を訪れた主人公。
メキシコを代表する建築家であるバラガンもまた、主人公同様に独身だった。
この作品では、
人は、孤独になれる空間を必要としている。
この家の空間は、どこを切り取っても、やわらかく包み込むような孤独の匂いがしていた。
という一節が印象的でした。
結婚していなくて寂しい「孤独」から、あえて選んで「孤独」を感じているという印象に変わる。この意味合いの変化が「やわらかく包み込むような孤独の匂い」という一文に表れていて、なんだか優しく背中を押されるような気がしました。
どんなライフスタイルをしていても、一人になることができる時間の必要性を、改めて考えるきっかけとなりました。
※たまたま2つともメキシコ関連となってしまいましたが、全てのお話の舞台がメキシコということではありません!笑
さいごに
女性のライフスタイルに変化がある30代。
今この時期にこの本に出会えて、多様な価値観の中でも自分らしく生きることの大切さを再発見できたような気がしました。
ぜひ疲れた時や悩んだ時に読んでみてください。
私も何度も読み返そうと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡













































































