当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookieを利用する場合があります。詳しくはこちら

Magazineマガジン
  1. BAILA TOP
  2. SUPER BAILARS
  3. 大和田 幸恵
  4. 【朝井リョウ新作】読んでわかった『イン・…

【朝井リョウ新作】読んでわかった『イン・ザ・メガチャーチ』の怖さと、言葉にできない感情

朝井リョウさんの新作『イン・ザ・メガチャーチ』を読みました。

読み終わって最初に感じたのは、「自分の中にも、同じような気持ちがあるかもしれない」ということでした。

私は、自分の気持ちや考えを文章でうまく説明するのが苦手です。仕事で違和感を覚えても、その理由をすぐに言葉にできないことがあります。

だから、朝井リョウさんの作品に惹かれます。

自分でも見ないふりをしていた感情や、誰かには言いにくい本音を、登場人物を通して正確に言葉にしてくれる。その言語化能力に毎回しびれます!

『イン・ザ・メガチャーチ』のテーマは、好きな対象を応援する人たちによって広がる「ファンダム経済」。

推し活をしている人の物語だと思って読み始めましたが、読後に残ったのは、「人はなぜ誰かを応援したくなるのか」という問いでした。

応援しているときは、相手のために行動しているつもりでも、実は自分自身が支えられていることがあります。仕事で疲れた日も、好きなものがあるだけで頑張れる。その気持ちは、私にも覚えがあります。


一方で、好きという気持ちが大きくなりすぎたとき、人はどこまで周りが見えなくなるのか。朝井リョウさんは、その危うさもきれいごとにせず描いています。

読んだあと、自分が何に心を動かされ、何に支えられているのかを考えたくなりました。

朝井リョウさんの言葉をもっと楽しみたい方には、加藤千恵さんとのポッドキャスト「信頼できない語り手」もおすすめです。
エピソード#29「お前が歌うんかい!」の会が一押しです笑

自分の気持ちをうまく説明できない人にこそ、読んでほしい一冊です。

【朝井リョウ新作】読んでわかった『イン・ザ・メガチャーチ』の怖さと、言葉にできない感情_1

こちらもおすすめ

朝井リョウ最新作『生殖記』感想・解説―「人はなぜ生きるのか」「未来に何を残すのか」を問う衝撃作|@BAILA(バイラ)

Feature特集

01-16

INSTAGRAMインスタグラム

0130

Feature特集

01-16

Ranking ランキング

  • ALL
  • FASHION
  • BEAUTY
  • LIFESTYLE
  • EDITOR'S PICK

Magazineマガジン