【東京】夏バテ解消にもおすすめ！辛みが癖になる麺5選 #ラーメン部HOTな辛い麺

美味しい食べ物屋さんが多くある赤坂。
実は筆者の勤務地なのですが、グルメな職場のみなさまに何か美味しいラーメン屋さんは無いですかと尋ねたところ、一番に帰って来たのがこちらのお店でした。

その名の通り鯨の看板がモチーフの『赤い鯨』さんは、四川のしっかりとした痺辛をベースにしながらも、『白ゴマの持つ香ばしさとマイルドさ』が他よりもずば抜けて豊か。
ゴマの風味がお好みの方には真っ先におすすめしたい担々麺の名店です。

この日頂いたのは『ぱいこー四川担々麺』(1,260円)。
パーコー(排骨)麺とは豚肉を揚げたものが乗っているもので、お店によって出され方も様々なのですが、近頃は担々麺とのセットを良く見かける気がします。
ボリューミーで食べ応え抜群。豚肉のカリッとした食感と辛さが癖になってしまうので頷けます。
スープの辛さが選べたのですが『辛さ1/痺れ1』でお願いしました。
それでもそこそこ辛いと感じたため、辛い物に耐性の無い方は同様になさった方が良いのかなと感じます。

赤い鯨さんの面白い点は、白ごまをすり鉢で提供されるところ。
注文をした後、先にこちらが来るのですが無言ですりすり。リアルでゴマをすります。
すって行くうちに白ゴマの香りがふんわりとしてくるので、ラーメンが待ち遠しくなります。

個人的には最初はそのまま頂いて唐辛子の風味を楽しみ、その後こちらのすりゴマを入れることがベターかなと思います。
白ごまを入れると香ばしさが追加されるほか、辛みが少しまろやかになって食べやすい印象をうけました。

麺濃厚なスープかしっかりと絡む中太麺。
もっちりとした歯ごたえで食べ応えが抜群。スープや擦りおろした白ごまの風味に負けることなく、麺の自体の風味も感じるので、このくらいの太さが良いなと感じました。
パーコーもあるせいか、かなり物量を感じ大食の筆者がお腹いっぱいになってしまいました。
しかし、このカリっと香ばしいパーコーは味わっていただきたいので、お腹を空かせてチャレンジをすることをおすすめしたいお店です。

新宿タカシマヤのちょうど裏手に『排骨(パーコー)担々麺』の注目店がオープン。
『Ramen Deniro(ラーメン デニーロ)』はユニークな名前とは反して、ラーメン自体はかなりの本格派。かなりボリューミーながらも爽やかな酸味も感じる味わいは女性でも食べやすいはず。
かの名優ロバート・デニーロから名前の着想を得たというスタイルは、その名の通りスタイリッシュで店装も惹きつけられるポイント。
中華っぽいのにアメリカン！全体的におしゃれなところもとっても振り切れていて面白いですよね。

この日頂いたのは『PA-KOH・Ｄ・担々麺』(1,380円)。名前までとってもユニークです。
辛さが選べるのですが、辛味体制のない筆者は小辛を選択しました。

まず印象的なのが、フライドヌードルの存在。タイ料理の「カオソーイ」を彷彿とさせる盛り方。「麺はしっとりのほうが良い」という方も多いかと思うのですが、カオソーイが好きな方には刺さるのではないのかなと思います。
フライドヌードルの存在感も相まって、かなりのボリューム感。こちらのパーコーはかなりの厚さがあり、食べ応えが抜群。先に漬けこまれているのか、しっかりと味がついており、そのまま食べてもスパイシー。

スープはかなり濃厚ながらも自家製ラー油の味がしっかりと効いています。小辛にしたため全体的にそれほど辛いという印象は受けなかったのですが、このラー油だけはしっかり辛い。
しかし嫌な辛さではなく、ジャンク感はありながらも癖になる辛さ。お持ち帰りで販売してほしい。

麺は菅野製麺製の加水率高めの中太縮れ麺。
海老のなどの甘味も感じるかなり濃厚なスープのため、スープに絡むしっかりとした麺がとても嬉しい。
加水率も高いことから、のど越しがちゅるんとしているため、ラー油が少し重たいかも…と思っても食べられてしまうことが不思議。
かなりボリュームがある上に、ごはんまでサービスしていただけるのがとってもありがたい。でも本当にお腹いっぱいになってしまった筆者。お腹ペコペコの状態で向かわれることをおすすめします。

ちょうど新宿タカシマヤやルミネなどの商業施設からも近く、これからも重宝しそうなお店。
お買い物はもちろんのこと、22:00まで営業しているので会社帰り、とても疲れた日にも沁みわたりそうな一杯です。

辛い麺と言えば担々麺を想像しがちですが、こちらはどちらかと言うと『エスニックの辛さ』。もはや『唯一無二』と言っても良いスパイス・ラーメンを提供しています。
西葛西に本店のある『スパイス・ラー麺 卍力』さんはエスニックですっきりとした『スパイス由来の辛さ』が特徴。過去百名店に何度も入っており、趣向は少し独特ではありますが、辛い麺では有名なお店です。
エスニック料理が大好きな筆者が足しげく通うお店の一つで、個人的な意見ですが、食べた後に爽やかな気分になることが出来るラーメン第一位です。
エスニック料理とパクチー好きなら絶対に外せません。

この日頂いたのは『特製パクチーラー麺』(1,130円)。パクチー好きにはたまらない一杯です。
比較的夜遅い時間でも何組か待ちが発生しており、その人気の高さが伺えます。

こちらの特徴は、担々麺などにある『唐辛子や山椒由来の辛さ』ではなく、『スパイスの由来の辛さ』。鳥や豚から取ったスープに何種類ものスパイスを調合して作られており、更にそこにトマトのフレッシュな酸味が生きた繊細な一杯です。
辛いのですが、とっても爽やかなスープは、飲むほどに味わい深く、トッピングにたっぷりと盛られたパクチーとの相性が抜群。

麺もとても独特で、弾力のあるもっちりぱっつりとした中太ストレート麺。
食感がかなり独特で、硬いところに最初戸惑いがあったのですが、このスパイシーなスープを良く吸ってくれて、これもまた唯一無二なのだと実感しました。
パクチーはもちろんのこと、もやしやホロホロのチャーシューを麺に絡めて食べると爽やかな辛さでいっぱい。夏に食べたい一杯。
とにかく美味しく完成度が高いの一言です。

パクチーが苦手な方も多いと思いますがご安心を。
通常の『スパイス・ラー麺』を注文し、トッピングを『ネギに変更』することが可能です。パクチー抜きでもスープ自体がとっても美味しいので食べていただきたいなと思います。

最近は西葛西だけでなく様々な場所に出店をしている卍力さん。秋葉原などにも店舗があるので西葛西は遠いな、という方はこちらがおすすめです。

東京きってのハイプライスかつおしゃれな街として真っ先に印象に浮かぶ街『銀座』。実はラーメン激戦区としても有名。しかもどこも『銀座らしく』おしゃれでレベルの高い店が多いんです。
そんな銀座でおすすめしたい辛い麺のお店が『SHIBIRE NOODLES 蝋燭屋 』さん。
担々麺、酸辣湯麺、麻婆麺と『辛い麺』のバリエーションが豊富なのがまた嬉しい。銀座松屋のちょうど裏手にあり、大通りからも離れていないことから通いやすいお店です。
お店も『蝋燭屋』の名前っぽい、アンティークで純喫茶風の作り。趣があるお店です。

そんな蝋燭屋さんでいただいたのは『焼きチーズ麻婆麺』(1,300円)。
唐辛子や山椒の味が好きでありながらも、体質的に弱い筆者。よく温泉卵などを別に注文して混ぜて食べることが多いのですが、こちらは味をマイルドにしてくれそうなチーズが最初から入っている！ずっと気になっていた一杯でした。
辛さも『薄辛』『普辛』『倍辛』から選べることができるので、辛いもの耐性のない方でも安心。
麻婆麺とあり、麻婆豆腐がたっぷりとかかったビジュアルは圧巻。絹ごし豆腐の滑らかさと、唐辛子由来のしっかりとした辛さがたまりません。
痺れも強く、どこか『四川風』を感じる味わい。これに焼きチーズの香ばしくもまろやかな風味がヒット。都内最強の麻婆麺です。

麺は中細のストレート麺。丼の底の方にしっかりと量があるので、最初に全体を混ぜてあげると美味しく食べることが出来るのかなと感じました。
混ぜれば混ぜるほど麻婆の痺辛さと、チーズのまろやかさがひとつになって箸がとまりません。
気になる辛さですが、薄辛ということもあって最後まで美味しく食べれました。チーズもたっぷりと乗っているため、次は中辛でも行けるかもしれないと思う筆者です。

卓上には一味唐辛子、ぶどう山椒オイル、お酢などがあり、味変も可能。
個人的にはぶどう山椒オイルがとても美味しく、麻婆麺にもマッチしているなぁと感じ何度も追い掛けをしました。
こちらのぶどう山椒オイルはお土産に買って帰ることが出来るそうなのでおすすめです。

ぜひアンティークなお店でピリッと辛い麺体験はいかがでしょうか？

銀座でのお買い物帰りにぜひどうぞ。

湯島に本店のある『四川担担麺 阿吽』さん。浅草にも店舗のある四川風痺辛汁なし担々麺の名店ですが、こちら東京駅地下直結KITTE内にある『ラーメン激戦区』でも味わうことが可能です。
汁なし担々麺と言えば、かなり味がしっかりとしており、辛い物好きには持ってこいの存在。
花椒と豆板醬の効いた「しっかりとした辛みは」癖になってしまいそうなほど。
辛いものが苦手な方にも安心。痺れと辛さをLevel 0~6の中から選ぶことができるので、マイルドにすることも可能。
筆者はあまり辛い物が得意ではないので、阿吽さんが初めての方向けにおすすめしている『辛さ2、痺れ2』をチョイス。
少し不安だったので、さらにここに温泉卵をトッピングしました。

この日注文したのは『つゆ無し担々麺』(1,050円)。ここに温泉卵(120円)をトッピングしています。
その名の通り一見汁が一切なく、一瞬ちゃんと味が絡むのか気になってしまいそうですがご安心を。肉にしっかりが味が付いており、また、底の方にしっかりと味のついた汁がたまっているので混ぜてあげると丁度良い味付けに。
そぼろ肉にはしっかりと花椒の味がついており、痺辛感がたまらない。そんな具材を彩る香菜はとても爽やか。どこかエスニックな風味がとっても味わい深い。
さらに干しエビの香ばしさが相まって、まとまりの良い一杯に仕上がっている印象を受けます。

麺はしっかりとした中太麺。麺自体が滑らか。もっちり感があるので、パラっとした具材との絡みも良く、辛みをしっかりと味わうことが出来ます。
豆板醤や甜面醤などの濃い味付けの素材に負けることのない存在感のある麵は食べ応えも抜群。具材を混ぜれば混ぜるだけ味が絡むので食べることを楽しむことが出来ます。
卓上の酢を入れると、また味わいが変化して楽しい。サッパリとしており今の季節に最適です。店員さんにお願いするとこちらを黒酢に変更することも可能だそう。

辛いもの好きの方にとっては邪道なのかもしれませんが、とても濃厚な味わいのため、温泉卵のまろやかさが非常によくあう…
様々な辛いものに温泉卵を入れてきましたが、汁が少ないことも相まって卵がとってもよく絡むので良い組み合わせだなぁと思って食べていました。
辛いものが苦手な方や、心配な方は追加で注文してみてほしい逸品です。

美味しい汁なし担々麺が東京駅の地下で食べられることはありがたいこと。
駅直結のため雨に濡れることも炎天下の中歩くこともなく美味しいラーメンにありつけることはとっても嬉しいですよね。
アクセスもよいので、乗り換えやお買い物帰りにぜひお立ち寄りください。

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