都内から直通バスで4時間、そこは楽園だった
みなさんこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。
お盆休みに、友人と草津に1泊2日で遊びに行きました。
都内から4時間ほどで温泉に浸かり放題の楽しい2日間が過ごせました。車を持っていなかったのでバスで向かったのですが、東京駅から直通バスが出ている感動。
草津エリアも徒歩圏内に目的地が全て集まっており、1泊2日の旅行にもってこいの場所でした。
今回は私が回ったスケジュールをご紹介できればと思います。
それではどうぞ。
9:15/ 八重洲ミッドタウン出発
旅行に行くとなった際に重要視したことは3点、
・電車、バスの範囲(友人も私も車がない)
・行ったことのない場所
・人から離れてゆっくりと出来る場所
を探していました。
結果、ひょんなことから「草津」に思い至り、八重洲(東京駅)からバス一本で行けること、バス代が往復で5000円かからない程度だったことが決定打でした。
利用させていただいたのはDts lineさん。
とうもろこしを配布するなど粋なプレゼントもたくさん。出来たばかりの八重洲ミッドタウンバス乗り場から出発で、とても快適だったためまた利用したいです。
大手町で降りのに方向音痴過ぎて何故か日本橋に出てきてびっくりした(タクシーで八重洲ミッドタウンまで行った)
道の駅は数か所止まりますが、丸岩が楽しい。景色も綺麗なうえにお土産もあっておすすめ。
コテージみたいで可愛い丸岩道の駅。トウモロコシを売っていました。
14:00/ 草津BT到着
草津バスターミナルは二階建て。
8月の中旬でありながらも気温は21℃と、とっても涼しく過ごしやすい…!
14:15/ 旅館に荷物を預ける
バスターミナル~湯畑までの間に旅館があったため、先に荷物を預けることにしました。
この旅で泊まったのは昔心の宿 金みどりさん。バスターミナルや草津の主な観光地からも近く、とっても綺麗な老舗旅館。
湯畑源泉を引いた大浴場は勿論のこと、何と言っても離れの露天風呂を貸切ることが出来ることもポイント。
このタイミングで『石づくりの湯「石楠花」』を22:15から予約をしてお昼ご飯に出かけます。
看板がノスタルジックで良き。
とても綺麗な旅館でした。道中も案内がたくさんあるので迷子にならなくて安心。
とっても風流。
14:30/ 湯畑通過
台風が来ていましたが、湯畑を見に着た瞬間だけ奇跡的に晴れ。
草津のアイコン的存在である湯畑を目の前にテンションもアップ。
14:45/ 昼食(ひもかわうどん)
『群馬にいくならば絶対食べたい!』と熱くリクエストをしてスケジュールにねじこんでもらったのが、群馬の郷土料理である『ひもかわうどん』。端的に言ってしまえば幅広のうどん。だが、これが美味しい。
実は銀座の群馬県のアンテナショップにて購入することができるのですが、いつもお店にある分をまとめて購入し食べ続けるくらい好きです。(おそらく、アンテナショップの方にはひもかわの人と認識されているのではないでしょうか)
こちらを草津内で提供しているお店が『上州地粉うどん まつもと』。
人気店とは聞いていましたが、15分ほど並んで食べることが出来ました。
現地のひもかわはもちっとしていて食べ応え抜群です。
天ぷらも揚げたてなのがとても嬉しい。個人的には舞茸の天ぷらが味わい深く印象的でした。
上州地粉うどん まつもと
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津486-5
営業時間:
11:00~売切れ次第終了
定休日:不定期
15:30/ 湯もみショー
ご飯を食べ終わって、名物「湯もみと踊りショー」を見に行きました。
湯畑前にある『熱の湯』にて一日6回行われる同ショーは草津ならでは。
湯もみとは約50℃近い源泉を、温泉の効能を薄れさせないよう水を入れずに温度を下げようと考えだされたもので、約180cmの板を入れて湯をもむことを指します。これにより、温度を下げるだけでなく、湯を柔らかくする効果もあるそう。
ショーの中では、草津のお姉さま方が『草津節』を歌いながら湯もみを行います。初めて見たので非常に興味深かったです。
1日6回、定員と時間制限があるためスケジュール調整が必要ですが、必見かなぁと感じました。
16:15/ 御座之湯
草津と言えば温泉、ということでここに来てやっと温泉へ。
湯畑近くにある『御座之湯』。かつての湯治文化を現代に再現させた施設です。
杉で造られた施設は趣があって素敵。
源泉は『湯畑』と『万代』の二種類。一度に2つの温泉に入れるなんてすごく贅沢ですよね。
『恋の病以外効かぬ病はない』というほど効能の高い草津温泉、私自身肩こりと首こりが酷いのですが、不思議と身体が温まって和らぎました。
二階から湯畑方面の景色を眺めることが出来たのですが、とてもきれいな街だなと再認識。
お風呂上がりも牛乳を飲みながら待ったりすることが出来て快適でした。
あいにくの天気のためやめたのですが、浴衣のレンタルも可能だそうです。この街並みをバックに浴衣で散歩するのも楽しそう。
17:30/ 西の河原
ここにきて台風の影響で大雨に降られて大変なことになってきたのですが、構わず『西の河原公園』へ移動。
公園内のいたる所から源泉が湧き出し、湯川となって流れている珍しいスポットです。川ではなく温泉のため、岩場の間に手を入れると全て暖かく不思議な気分になります。
大雨のため奥に向かうことを諦め手前の足湯に浸かっていました。草津は坂道が多く、高速バス後の徒歩はきつかったりするのですが、不思議なことに足首を温めると疲れがすっと癒えます。
友人と『首、手首、足首を温めると不調が取れるというのも、あながち間違いではないな』なんて言いながらずっと浸かっていました。
大雨の中傘をさして足湯に浸かっている人間は私たちだけだったので相当奇妙な光景だったかと思いますが楽しかったです。
18:15/ 夕食(おっきりこみ)
夕飯は完全にノーマークだったのですが、『とにかく足湯が最高だったから足湯に浸かりながらご飯を食べられたらこの上なし』と検索をして行き着いたのがこちら。湯川テラス。
湯畑から徒歩2分、足湯付きの最高のロケーションでひつまぶしなどを頂けます。
私が頂いたのは『おきりこみ』(1,600円)。こちらも幅の広いうどんですが、しっかりと厚みがあり野菜と一緒に煮込まれていることが特徴的でした。
味噌、醤油、坦々と三種類味があり、味噌味を選びましたが、にんにくの風味が生きていてぽかぽか。少し肌寒い草津の夜には沁みる美味しさでした。
店構えもとってもお洒落。
ひつまぶしも美味しそう壁一面の達磨がめっちゃくちゃ可愛い。運気が上がりそう。
机の下が足湯になっています。あったかい(雨でデニムがボロボロ)
19:00/ 夜の湯畑周辺
旅館に戻る前に夜の湯畑散策へ。
湯もみショーの際に司会のお姉さんに『雨の日の夜の湯畑は湯気があがって神秘的なんですよ』と説明を受けていたのでとっても楽しみにしていたのですが、予想の300倍神秘的。昼よりも絶対に夜。
またこの瞬間だけ雨が止んでくれたことも嬉しくてたまらない。
一日さんざんスケジュールを詰め込んだのにここに来てテンションは最高潮。カメラ片手に湯畑をぐるりと一周します。
温泉も食べ物も魅力的ですが、個人的にはこの景色を見るためだけでも来る価値のある場所なのではないかと感じました。
湯畑は現代芸術の巨匠、岡本太郎がデザインしたことでも有名。
『源泉が湧き出る場所』ではなく、そもそも『アートスポット』としての価値も高い場所です。
紫に彩られるお湯とゆらゆらと立ちのぼる湯煙は圧巻。来てよかったと思った瞬間でした。
その後、湯畑横にある光泉寺をお参りして帰路につきました。
旅館~2日目はvol2にて
分単位でスケジュールを詰め込んだ草津旅行。
でも、スケジュール感以上にゆったりと出来て楽しかったと思います。
とにかく温泉と足湯に浸かりすぎてのぼせるかと思ったのですが、意外と大丈夫でした。流石草津の湯。
旅館、2日目については後篇にて!
またね~。