本厄突入!緊急厄払い!
みなさんこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。
1992年生まれ、申年、数え年で33歳になります。昨年前厄をはらったのですが、あっと言う間に本厄に突入しました。
こういったものは気の持ちようだと思うタイプだったりするのですが本厄は流石に怖いため、同級生を厄払いに誘ってみました。
え、厄払いってそんなカジュアルに参加するもんなん?
そんなこんなで本厄4名、前厄1名が集まり『西新井大師』へ行ってきました。
厄年近いけれど厄払いの方法が分からないなどの声も良く聞くので、参考までに書き留めておこうと思います。
西新井大師 總持寺(そうじじ)
由緒
空海(弘法大師)が関東巡錫の途中、西新井を通った際に、本尊である観音菩薩の霊託を聞き、本尊の十一面観音を彫り天長3年(826年)に寺院を建立したことに始まるとされる。
江戸時代中期に建立された本堂は、昭和41年(1966年)火災により焼亡したが本尊は難を逃れた。本堂は昭和46年(1971年)に再建され現在に至っている。
川崎大師などと共に「関東三大師」の一つに数えられ、毎年の正月には初詣の参拝客で賑わう。
境内には弘法大師によってもたらされたとされる加持水の井戸がある。この井戸が本堂の西側に所在することが当地の地名である西新井の名の由来とされている。
アクセス
東武大師線大師前駅下車徒歩3分
都営バス「西新井大師前」下車徒歩1分
厄払いのお作法、当日の服装について
前日になって全員「のし袋持ってない、書き方が分からない」とプチ騒ぎに。
人生で何回もあるわけでは無いため、分からないよなぁと思いながら情報を集めて挑みました。
表書きはこんな感じ。結び切りではなく蝶結びの水引きを選ぶのが正解。
仏式と神式で表記が異なるらしく、今回はお寺のため「御祈祷料」を選びました。
神式の場合は「初穂料」などが一般的だそうです。
裏面におさめる金額と住所を書いて完了です。
「厄払い」のため、ぱっと白黒のものを選んでしまいそうですが、厄をはらう慶事のあつかいになるため慶事用ののし袋になるのですね…。
服は一般的に綺麗目のフォーマルが良いとされていますが、あまり見かけなかったため割愛します。
境内は梅のお花でいっぱいでした。(2月に訪れました)
さっそく厄除祈願をしてもらおう!
屋台も出ていてとっても楽しい。
こちらの大通りの左に見えるのが御祈祷受付になります。
本殿左の祈祷受付場所にてこちらの紙を書いて渡します。
祈祷は一日に4回ほどあるため、表を提出した後一番近い時間で案内をされます。事前に西新井大師のWEBから自分の行きやすい時間を探しておくとスムーズかと思います。
有名なお寺ですが、『予約は受け付けておらず、当日行くことができる』ため、思い立ったが吉日厄払いなんてことも可能。
題目は『厄除(やくよけ)』、年齢は数え年で記入してください(1992年生まれの場合33歳)
私は31歳ですが数え年で記入することを知らず、受付の方に赤ペンで訂正されました。
後ろを見ると、一緒に行った友人がみんな赤文字を入れられていて「これが類友だな」と感心したりなどしました。
本殿では30分ほど拝んで頂きます。
本殿は靴を脱いで正座をするため、苦手な方は何かクッションなど持ってきた方が良いかもしれません。
中は大きな空間で畳敷き。仕切りも椅子もなく、人が入るだけ詰めるので少しぎゅっとした印象。説明のあと、お坊さまが10名近く中央の壇上に並び祈祷が始まる流れです。
途中お坊さんが棒のようなものを振るとき、合掌すると良いと最初にアナウンスがあると思います。合掌にまつわるありがたい説法を聞くこともできるので、こういったときに耳を澄ますのもいいものだなぁと個人的に感じました。
うん、人の話はちゃんと聞こう。
本殿を出ると(足がしびれてジンジンしていた)、護摩の受取所に案内されます。
なんという早業、そして達筆。その日100名以上いたのですが、ちゃんとお名前が書かれていることに感動。
お坊さま曰く、護摩は諸説ありますがいつも自分を見てくれている方角に置くことが一番良いとされているようです。
少し掃除をして、守って下さることを願いつつリビングの箪笥の上に飾りました。
厄払い後は、『和菓子処 田口屋菓子舗』でのんびり
西新井大師の周りには和菓子屋さんなどの食べ歩きスポットがいっぱい。
見ているだけでも楽しくなります。
せっかくなので『和菓子処 田口屋菓子舗』の喫茶室にてくず餅と御抹茶をいただきました。
つるっと滑らかなくず餅と、甘さが控え目の黒蜜のバランスがとても良く安心する味。とっても美味でした。
和菓子処 田口屋菓子舗
住所:東京都足立区西新井1-9-13
定休日:不定休
西新井大師表参道出てすぐ
表参道のローカル感がとっても良い
素敵な看板建築のお店も見つけました
境内は梅が満開。
季節によって咲く花が違うようで楽しめそう。
本厄「32」「36」の年は必ず。前後2年も気になる方はお参りに
本厄は「32(数え年33)」「37(数え年36)」の二年間。
こちらの二年間に関しては必ずお参りした方が良いとされているようです。
信じる、信じまいは置いておき、心のリフレッシュにも最適。『とにかく今年は厄をはらったもん』という安心感もあります。
昨年前厄払い、今年2月に本厄払いと行ったのですが、やっぱり大病もせず、忙しくはありつつも楽しく毎日を過ごしているため気分的にも良いのかなと思う今日この頃です。
人生で2回の本厄。せっかくならばちゃんと厄落とししましょう!