【築地・新店】『牡蠣と貝』。6時間煮込まれた優しい貝の味わいのスープは疲労回復にもうってつけ ＃ラーメン部

2023年12月19日に築地本願寺を少し過ぎた繁華街にオープンした『牡蠣と貝』さん。
割烹料理店のようなお洒落な作りで一人でも入りやすいこと、また、名前の通り牡蠣と様々な貝が主役のラーメンがメインメニューであることが特徴です。
看板メニューは濃厚牡蠣ラーメンと貝出汁ラーメン。濃厚が好きな方は牡蠣ラーメン、すっきりが好みの方は貝出汁がおすすめ。

この日は1月上旬。
年末年始の暴飲暴食がたたり胃もたれと怠さが体に残っていたため、身体を労わるためにも貝出汁ラーメンを注文しました。
「少し疲れたなぁ」なんて日にも同様の理由で貝出汁ラーメンのお店を選ぶことが多い筆者です。

外にある券売機で食券を購入し、席に着いた後店員さんに渡すスタイルです。少し並ぶこともあるようですが、この日はちょうどタイミングが良く並ばず入ることが出来ました。
店内は割烹料理店のような内装。L字型のカウンター席になります。
カウンター席の上に飾られているランプが牡蠣をあしらっており、なんとも可愛らしい。

ランプに見取れている間に5分ほどで着丼となりました。

『貝出汁らぁ麺(塩)』(950円)こちらに『貝味玉(150円)』を別途注文しました。
澄んだスープは、一口飲むとほっと心が落ち着く貝の味わいが広がります。

塩カエシはあさり、しじみ、ホタテを使用。佐賀県対馬暖流の海塩で味付けられており、甘味のある塩味は貝の風味を損なわない良いバランスで作られています。
スープも二種類のあさり、しじみの甘味のあるスープと6時間しっかりと煮こまれた大山鶏のキリっとしたスープのWスープ仕立て。
貝だけだと本当に「優しく丸く」なりがちの部分を、鶏などの食材を加えることで「しっかりと」バランス感覚が良く、ラーメンとしての完成度が高いなと感じました。

とにかく一口目から貝の旨味が素晴らしく、優しく甘めの味わいが五臓六腑に染みわたります。

加水率高めの縮れ麺は直前に手もみを加えられ、風合いのある味わい。
つるつる、もちもちとした食感は食べているうちに癖になりそうな逸品。優しい味わいのスープとの相性も抜群。

メンマや豚ロースチャーシューの存在感もスープの存在を損なう事がなく、最後まで美味しく食べきることが出来ます。
全体的にバランスが良いと感じる完成度の高い一杯でした。

今回筆者が紹介したのは「貝出汁らぁ麺(塩)」でしたが、「濃厚牡蠣らぁ麺」もとても美味。牡蠣好きにはたまりません。
牡蠣の美味しいところをぎゅっと濃縮したスープは香りが高く、貝や牡蠣の深みを楽しむのならばこちらもおすすめです。

▲同じバイラーズのまあささんと、麺好き女性による女性のためのラーメン情報Instagramやっています。
4日に一回くらいおすすめのラーメンやさん更新されてます。よければあそびにきてください～！質問もなんでもDMよりどうぞ～！