目黒蓮主演でドラマ化もされた本作。原作もスピーディーでとにかく面白い。
みなさまこんにちは、スーパーバイラーズ清水まやです。
最近お仕事マンガを探していたのですが、ちょうどヒットした作品があったためご紹介したいと思います。
『トリリオンゲーム』
少し前まで、目黒蓮さん×佐野勇斗さんでドラマ化されたこともあり、話題になった本作。
ドラマは最終回を迎えましたが、原作はまだまだ盛り上がっていく途中です。これから面白くなるところなのでぜひ読んでほしい。
自分たちよりも遥かに若い二人が頑張る姿には、背中を押されたりもします。仕事のモチベーションアップにもつながる
語っていきたいと思います。それではどうぞ。
天才真面目ハッカー「ガク」×ワガママ嘘つき人たらし「ハル」の凸凹コンビが億万長者になるまでのストーリー
ハッタリと確かな実力で、起業サバイバルを生き残れ!
正反対の二人が送る企業エンターテイメント。
日本人で21世紀初の世界長者番付トップ10に名を連ねた、二人の青年ハルとガク。自分の素朴なイメージと掛け離れた現在に困惑するガクは、タワーマンション最上階で高価な家具に囲まれ、豪華なパーティーへの出席、ビジネスジェットでの移動……という華やかな生活の中にいた。
時をさかのぼり、事業事業計画も起業資金もゼロの状態から起業することになった「トリリオンゲーム」社。
正反対の性格であるハルとガクの二人が力を合わせ、企業の成長に必要な才能を求め個性的な仲間を増やし、世界長者番付に乗るまでの資産を築き上げるまでの軌跡をガク視点で振り返る。
物語は主人公の一人である「ガク」が世界長者番付トップ10に選ばれ、自分が住むタワーマンションで起業から現在までを回想するところから始まります。
結末は最初に分かっているため、「ガク」と「ハル」がどうやってここまで成り上がったのかがポイントとなってきます。
中学時代最後の春、ひょんなことから友人となった「ハル」と「ガク」。
月日は流れ、大学生になり就職活動をするガクでしたが、生来のコミュ障のために全ての企業に面接で落とされてしまいます。
一方のハルはそのハッタリ力とコミュニケーション力で内定を数多く持っており、正反対の学生生活を送っていました。
本命であった超巨大企業ドラゴンバンクにも落とされたガクは、失意の中アルバイトでドラゴンバンク本社の窓拭きをしていたところ、合格して入社式に出席しているはずのハルが突然現れ、「一兆ドル稼ぐため、一緒に起業しよう」と提案。
こうして、世界一のワガママ男・ハルとガクの起業サバイバルが幕を開けます。
この作品の面白い点は、真面目で気弱なガクとコミュニケーション力には長けているが無計画なハルの二人だからこそ面白い仕事が出来ているということ。
この作品の中でガクとハルは「秀でている部分と不完全な部分をお互いが補う存在」として描かれています。そして、この二人でも補えない部分は社員や仲間を募り、会社の規模を大きくして解決。
起業の話ではあるのですが、どこか王道の少年漫画のような流れがあります。
また、敵キャラクターであるドラゴンバンク陣もキャラクターの個性が強め。
「桐姫」こと黒龍キリカはドラゴンバンクの社長令嬢。
興味があるものは何でも欲しがる癖があり、ハルとガクには興味が尽きず、自分の支配下に置こうとしています。
最新刊では、知力、財力共に優れた桐姫が、全ての力を使って『株式会社トリリオンゲーム』を潰し、二人を手に入れようと画策しています。二人がどう回避し、どうやって次の一手を考えるのか目が離せません。
日程は未発表ですがアニメ化も決定。盛り上がり続ける本作。
今月おすすめしたい作品でした。
まだ日程は発表されていませんが、ドラマが終わったタイミングでアニメ化も発表。
ドラマも非常に好評だったので、こちらも期待度が高いなと思っております(今からだと来年春とかのクールだろうか…)
個人的には、バブル世代の劇画家先生である印象の強い池上遼一先生が新境地に挑まれ、作中でスマホを描かれていることに新鮮さを覚えるこの頃。(池上先生の絵柄でスマホが…!!となってしまいました)
なんと御年79歳とのことに驚き。これだけの作品を描き続け、第一線を走り続けていらっしゃることがすばらしいですよね。これからもお体気を付けて頑張ってほしいです。
また来月おススメの漫画ご紹介させてください。
それではまたお会いしましょう~!